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「親切」がちぐはぐに感じたら、朝時間を見直す #ごきげんな私を作る

2016/12/08 23:30 投稿

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「親切」っていろいろ。

相手のことを思ってやってあげた行為なのに余計なお世話に取られてしまったり、変な風に誤解されたり。ときには自分の親切が思っていたように感謝されなくてがっかり、周りを気遣うこと自体に疲れを感じてしまう......。

そんな「親切」をめぐって周りとの関係がちぐはぐに感じているなら、まずは「自分で自分に親切ができてるか」を見直してみると、何か答えが見つかるかもしれません。

朝、自分への親切を見直すためのヒント

自分への親切とは、自分に対して優しい気遣いをすること。まずは1日の始まりである朝に、自分への親切ができているかに目を向けてみましょう。よく眠り休息を経たばかりの朝は、心も身体もリセットされたばかりのまっさらな状態。思考で頭が忙しくなってしまう前に、自分の心と身体が求めているものは何かを探る絶好の時間です。

1.身体は何を求めてる?

毎朝決まったものを食している人、ルーティンが心地いい人にも考えてみて欲しいのが、「身体の声に耳をすますこと」。今日の身体、冷えてませんか? 胃腸、疲れていませんか? それとも元気いっぱいで朝から食欲旺盛? 人の身体は、季節ごとに美味しく感じるものが変わるようにできているだけでなく、日々の体調にも微妙に違いがあるのが自然な状態です。

その日のコンディションを意識して、たとえば冷えを感じる朝には暖かいスープやお茶を朝食に足してみることや、胃腸が疲れている朝には無理して食べ物を取り込まないなどして、身体のリズムに耳をすましてあげる。これが意外と効果的。朝から不快感も避けられ、自分への思いやりエネルギーを高めることができます。

2.今日は何を着たい?

おしゃれしたい日もあれば、そうじゃない日もある。毎日ピシッとした装いができる人も素敵ですが、その日のコンディションによって自分を気遣った装いができる人も、違う意味で素敵な人だと感じます。心の疲れ具合やホルモンのリズムによって、身体の感度は日々異なります。なんとなくゆるい服装でいたいと感じる日もあれば、締め付けのある服で気持ちをシャキッさせたい日もあるでしょう。

服装を選ぶときに、身体と心に繋がって決めるようにすると、その日の自分に正直な選択ができて納得のいく1日のスタートができるはず。さらに余裕があれば、ゆるくいきたい日にはせめて小さな小物で気分を上げる、シャキッときめたい日には感触のいい下着やマフラーなどで体を優しく包んであげる、などの配慮ができればバランスが取れて、1日を通して気分よく過ごせます。

3.五感に優しく過ごす

まっさらな朝、目や耳を通して自分に入ってくる情報に気を付ければ、その日をどんな気分でスタートさせるか決められます。心地いい音楽を掛けながら身支度を整えたり、好きな絵、ポスター、言葉などを目につくところに配置して気分を清らかにして過ごすと、自然と気持ちのいい1日をスタートできます。五感を使って入ってくる情報は、予想以上に心と身体に影響を与えています。コントロールできる範囲で、その日の自分に必要なものを取り入れながら過ごしてみるのも、自分への親切です。

思いやりが周りへも広がっていく

朝の過ごし方ひとつでも自分と向き合い方を変えていくことができます。自分に対してきちんと接している人は、安定感がある。安定感のあるエネルギーは自然と周りの人々へも広がっていくので、ポジティブな思いやりが連鎖されていきます。親切の語源には、「身近に寄り添う、行き届く」という意味があるそうです。

周りへの親切がちぐはぐに感じるのは、じつは自分がバランスを崩しているときが多いもの。まずは自分に丁寧に寄り添って行き届いた心づかいをすることで、周りの人へも自然な気遣いができるようになり、親切が上手に循環していくことでしょう。

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