誰しも、嫌われる人生よりも愛される人生を歩みたいもの。しかし、多くの人が愛されたいと願っても、なかなか愛を得られない人生を送っています。
しかし、それはあなたの存在に価値がないとか、女性として魅力的ではないということではありません。じつは、愛されないと悩むときほど、潜在意識に「愛されない理由」を持ってしまっているのです。
今回は、こうして自分でも気付かなかった潜在意識のクセに気づいて、さらに愛される人生を送るための3つのポイントについてお伝えしていきたいと思います。
愛されてもいいのだと許してみるまずはじめに大切なことは、自己価値を感じること。つまり「私は愛されていい人間である」と、自分を許してあげることです。
じつはほとんどの人が、愛されないことへの耐性があるのですが、その反対に自分が愛されることについては許可を出せていません。こうしたときほど、意図的に自己価値をしっかりと感じていく必要があります。
たとえば、
・私は人に優しくできるからこそ、人からも優しくしてもらう価値がある
・私は人を支える力があるからこそ、人からも支えてもらう価値がある
という具合にです。
愛される価値を感じれば感じるほど、愛される許可も同時に出すことができるようになります。
まずは自分から愛を与えてみる人は弱さを持っていますから、他人に対して愛を求めてしまうことも当然のこと。しかし、愛を求めても相手が応えてくれないとき、実際には相手も愛を求めているのかもしれません。
たとえば、パートナーに優しさを求めても応えてもらえないとき、パートナーもまた疲れていて優しさを求めているのかもしれません。そんなときには、自分から優しくすることを心がけてみましょう。そうすることで、あなたから優しくされた相手も心がふっと和み、あなたに優しくできる余裕が戻ってきます。
自分から求めるだけではなく、自分が愛を与えることで、結果的に相手からも愛を受け取れるようになるのです。
ネガティブな自分も見せてみる私たちの中には、「素晴らしい人になれば愛される」という完璧主義への憧れがありますが、じつはこれは間違いです。なぜなら人が人を愛するときは、完璧だから愛するのではなく、相手の感受性や相手の弱さ、すべてに共感して愛情を感じるからです。
あなたの友人がへこんでいるとき、その友人を慰め勇気づけたら、より親密さが深まるということがあります。このように、弱さを嫌って完璧になろうとするよりも、ネガティブな自分を見せて共感することでも、人は人を愛することができるのです。
弱さやできないところを嫌うのではなく受けいれて、人と分かり合えるクセを持ってみましょう。
愛されるということも、愛するということも、どちらも「心で理解し合う」ということから始まります。あなたが思っている以上に、あなたは愛にふさわしい人。愛される勇気を持って、ありのままのあなたで人と関わり、温かい関係を作っていってくださいね。
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