冷えにくい足を作る方法をレクチャーしてくれたのは、横浜元町にあるマタニティ&ママのための鍼灸アロママッサージ院『天使のたまご 』横浜元町院の鈴木立夏子先生。まずは鈴木先生に「冷えは万病のもと」と言われる理由を教えていただきました。
「最近は冷えに関する調査や研究が増えたため、テレビや雑誌などで『冷え予防』の特集も組まれ、生活習慣を見直す意識が高まってきています。冷えはからだのめぐりが滞っている証拠。もともと冷えやすい体質だから......と放っておくと、生理不順やPMS、むくみの原因になるだけでなく、子宮や卵巣のトラブル、妊娠や出産にも関わってくるという報告もあります」
「足冷えのツボ」でトラブル知らずに冷えからくるトラブルは、女性ならではのからだの仕組みと深い関わりがあることがわかりました。それなら尚のこと、足冷えを放ってはおけません。「みなさんがご自宅でできる足冷え予防としては、ツボ押しがおすすめです」と鈴木先生。さっそく足冷え予防のツボを教えていただきました。
からだを温めるツボ元気の源といわれる「太谿(たいけい)」というツボは、足先の冷えが気になるときや眠れないとき、足は冷えているのに頭はのぼせているようなときにおすすめです。太谿は、内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあります。
生理痛・生理不順をやわらげるツボ子宮とつながっていると考えられているのが「三陰交(さんいんこう)」というツボ。ホルモンバランスを整え、血のめぐりをよくすることで、婦人科疾患全般に優れた効果を発揮します。三陰交は、内くるぶしの一番高いところから指4本分上がった、骨のすぐ後ろ側にあります。
お風呂上がりや寝る前など、からだが温まっているときに行うほうが効果的とのこと。足湯で温めてから行うのも良いようです。
ツボ押しは、ちょっと押しただけでも痛みや心地よさを感じられる、変化がわかりやすいケアメソッド。身をもって変化を感じられる分、長く続けられそうだと感じました。
image via Shutterstock
[天使のたまご]
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