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ワンランク上の思いやりで「差別化」【なぜか人が集まるあの子の秘密 #5】

2016/11/03 23:30 投稿

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飛びきり、ルックス、顔がいいわけでもなく、なぜか男女問わず人気がある女性があなたの周りにもいると思う。そんな女性たちを、私は人並み外れた回数の合コンという戦場の中で観察してきた。今回もその視点から、人が集まる子の生態について紹介していく。

僕が考えるコミュニケーションのキーワードの一つが「差別化」。昔、携わっていた化粧品業界でも、お客様に選ばれるためには、多くの化粧品メーカーの競合と差別化をすることが重要だった。これは、人間関係でも同じである。

31歳 保育士 のんちゃん(仮名)の場合

のんちゃんとは保育士さんチームの合コンで知り合った。今回の保育士さんたちは日頃、あまり化粧する機会がない分、こういうときは結構頑張ってくるものだ。だから、若干メイク慣れしていない感じが見てとれた。ただ、男性が結婚相手に求める条件のひとつ「家庭的」な部分を持ち合わせていて、かつ、子ども好きだというのは試合相手としてのブランド価値が高いほうである。

その相手チームの中で、のんちゃんはたまたま席が隣だったこともあり、今度ご飯でも行こうかと誘ったことから、そんなに日が経たないうちに2人でご飯に行くことになった。

誘ったのはランチ。僕としてはランチとディナーは誘う相手によって使い分ける。理由に関しては話が長くなるので、また今度にする。その日は和食屋さんに行った。そこで、のんちゃんの隠れた魅力を目の当たりにしたのだ。

それは、僕の食事が運ばれてきたときの箸のとり方だ。ただとってくれたのではなく、割って僕に渡してくれたのだ

観察結果「気遣いの差別化」

もちろん、箸をとってくれるくらいの気遣いができる女性はたくさんいると思う。ただ、のんちゃんは「割って」渡してくれたところがポイントだ。僕としては、そこまでやってくれるの? という不意を突かれたプチ感動があったのと同時に、冒頭に書いた「気遣いの差別化」がここにあったのだ。これ以降、いろんな女性とご飯に行ったとしても、ずっと彼女の印象は残っているだろうと思った。

のんちゃんは、相手の次の行動を予測して先回りした気遣いができるところが素晴らしい。こういうタイプの女性は、他にも細かな気遣いができると思うし、いい奥さんになるだろう。相手が何を求めているのか? 相手が何をしてもらったら嬉しいのか? 常に想像しながら、コミュニケーションをとる訓練をしてほしい。そうすれば相手が感動する気遣いが身につくはずである。

イラスト・たなかみさき

>>【なぜか人が集まるあの子の秘密】をもっと読む

#4 他人へのさりげない気遣い

#3 トライしてみるノリのよさ

#2 まず自分のことをさらけ出す

#1 記憶に残るこころ配り

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