そろそろ本格的に肌寒さを感じる季節になってきましたね。この季節は、服装の入れ替わりとともに、人恋しさが募るもの。冷える空気とは反対に、温もりを感じていたい......本能的にそんな欲求も出てきます。
できれば上手に人と関わって、愛し愛され温かい冬を迎えたいものですよね。けれど、そう簡単に言っても男性と女性の感性は違うもの。なかなか器用に人と関われる男性ばかりではありません。
今回は、そんな不器用な彼をフォローしながら、「温かく愛される関係性を作るための3つのテクニック」をお伝えしたいと思います。
共感しながらフォローするじつは、人は誰しも心の奥底にネガティブな感情を持っています。けれどそれをなかなか認められる人ばかりではありません。そして、つい強がってしまうときがあります。そんなときは、相手に共感しながら、さりげなくフォローするという方法が有効です。
たとえば、仕事が忙しすぎてきついときは、「頑張っていてすごいね! でも無理しすぎないでね」「○○君がいてくれると本当に助かる。でも、助けられることがあったら言ってね」というように、相手の努力や素晴らしいところを最大限認めながら、かつ、相手に対するいたわりの行動や言葉をセットにして表現します。
ただフォローするだけだと上から目線だと捉えられることもありますが、「さりげなく」することでじわじわと相手の心に愛が浸透していきます。
信頼しているところを伝え続ける人は必ず、周囲の環境によってぶれたり揺れたりすることがあります。普段は平然としている人も、仕事でうまくいかないなど、ちょっとしたことで自信を失うこともあるでしょう。こうしたときに、何よりもその人の力になるのが「信頼」を伝えることです。ここでの信頼とは、「どんなことがあっても、相手の素晴らしさを一貫して伝え、信じ続ける」こと。
たとえば、ミスをしてヘコんでいるときには、慰めると余計に相手のプライドを傷つけてしまうこともあります。そうしたときほど、「誠実に努力し続けてる○○君を私はいつも信じているし、必ずできるから」というように、自分が信頼している相手像を堂々と伝えてみましょう。
こうすることで、相手は自分が揺らいでも、あなたという外側の軸を信じられるようになり、もう一度「あなたの中の自分」を信じて立ち直りたくなります。
また、うまくいってるときは「やっぱりさすがだね!」と、できる相手をより信頼していることを表現をすると気持ちが伝わります。
相手の行動から愛を感じとるときには「愛してる」と言ってもらったり、素直に甘えたりしてほしい。こうしたロマンティックな愛情表現を求めるのはごく当然のことです。
相手が愛情を表現してくれないと、なんだか物足りなくて寂しくなってしまったり不安になってしまいますが、これは彼があなたを愛していないというより、単に感受性の違いかもしれません。こんなときには、自分が求める行動や言葉よりも「相手がしようとしている行動」から愛情を感じてみましょう。
たとえば、仕事で忙しいときにたった5分でもあなたに連絡をとろうとしてくれる、少しでも家事を手伝おうとしてくれる、体を気遣ってくれる、二人の生活のためにひたすら仕事を頑張ってくれている......など。
完璧だと思えなかったとしても、相手がしようとしてくれていることを愛だと感じられるようになると、今まで見えなかった彼の想いが見えるようになります。そして、自分が思っていた以上に愛されていたことに気づけるかもしれません。そのことに気づけたら、「ありがとう」と伝えるだけで、彼も愛を受けいれてもらったと幸せな気持ちになれるでしょう。
人は誰しも、心の奥底に抱えている愛があり、想いがある。その気持ちをほんの少しだけ「汲んで」あげることで、温かい愛にあふれた冬を迎えることができるはずです。
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