歩いたり、走ったり、笑ったり、考えたり。身体が機能的にはたらくためにはエネルギーが必要です。エネルギー作りに欠かせないのが酸素であり、全身に酸素を運ぶトラックといえるのが赤血球。この材料のひとつが鉄です。だから鉄が不足すると全身が酸欠状態(貧血)に! ふらふらしたり元気が出なくなったり、いろいろな不調の原因となります。じつはそのひとつが冷えなのです。
毎日肉や魚をしっかり食べるよう意識鉄は牛赤身肉やレバー、あさり、カツオ、卵などに多く含まれています。外食時には卵料理や肉料理を必ず食べるようにする、アサリの佃煮をいつも冷蔵庫にスタンバイしておいて食べるなど、ちょっとした工夫で鉄不足を補うことができます。とくにダイエットで肉や魚、卵などを控えている人は、鉄不足傾向にあるため意識して摂るのがおすすめです。
ここで知っておきたいのが、植物性食材の鉄と動物性食材の鉄では、吸収率に10倍もの開きがあること。だから、プルーンやほうれん草よりも肉や魚を選んだほうが効率的に鉄をとることができるといえます。
とはいえ「肉や魚を毎日たっぷり食べるのはしんどい......」という場合は、仕事中、小腹がすいたときに、ビーフジャーキーを取り入れてみては。ビーフジャーキー1袋(50g)で鉄は3.2mg、これは牛ヒレ肉100g(2.5mg)よりも多い量なんです。
私も、ちょっと前から意識して鉄ケアをしていますが、今年の秋は手足の冷えがあまり気にならないように感じます。しかも「血色がよくなった」と言われるオマケつき! 冷えだけでなく肌にもメリットがあるのも、からだの中から取り入れる栄養ケアのよさです。ぜひお試しを。
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