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とことん自分を甘やかす「おこもり旅」。都内から2時間ちょっと避暑地の温泉リゾートへ

2016/07/20 23:00 投稿

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夏の贅沢な旅というと海辺のリゾートを思い浮かべがちですが、マイナスイオンあふれる避暑地で優雅に温泉に浸かる旅にも憧れます。そんな大人の夏休みにぴったりなのが、中禅寺湖畔に位置する「星野リゾート 界 日光 」。都内からわずか2時間弱というアクセスのよさにもかかわらず、ひっそりとしたおこもり滞在が過ごせるリゾートです。

異国情緒が残る地でゆったり過ごす

この奥日光の入り口となる中禅寺湖畔は、標高1300m。夏でも涼しく、緑の涼にあふれることから古くから別荘地としてひらけてきた場所。明治から大正時代にかけては外国人の夏の社交場として華やかな賑わいを見せていたそう。徒歩圏内に英国大使館別荘記念公園やイタリア大使館別荘記念公園があることからも、このあたり一帯にただよう雰囲気の良さがうかがえます。

そんな歴史ある高原リゾートであえてホテルではなく温泉宿をセレクト。チェックインしてからチェックアウトまで完璧に日常からエスケープ、心づくしのおもてなし空間でとことん自分を甘やかして過ごすのが「星野リゾート 界 日光」での正しい過ごし方です。

パノラマビューと日本酒風呂で極楽気分

宿の自慢はなんと言っても目の前に広がる中禅寺湖の風景です。滞在中は客室やロビーから、天気や時間帯によって表情を変える中禅寺湖の情景をぞんぶんに楽しめます。これに温泉をプラスすればそれだけでどこにも出かけずとも、優雅なおこもりステイが完成。

気になるお湯は無色透明のやわらかなアルカリ性単純温泉で、風情あふれる檜造りの湯船や岩組の露天風呂が和の贅沢気分を盛り上げます。惜しげなく地酒を投入した日本酒風呂も用意され、ほんのりと甘みを帯びた香りとやわらかな湯気に包まれた湯浴みタイムは極上と呼ぶのにふさわしいリラックスタイムを約束してくれます。心身のリフレッシュにプラスして美肌効果も期待できるとはうれしい限りですね。

温泉の後にはお楽しみの食事となりますが、「星野リゾート 界 日光」の夕食はシェフ自慢の会席料理。日光の湯葉をはじめ、地産の新鮮な食材に季節の贅をちりばめた目にも美しいお料理の数々がならびます。地酒との相性もすばらしく、華やかさの中に魚、肉、野菜がバランスよく整えられた品々に、お腹も心も大満足!

受け継がれる日本の美に触れる

「界」はご当地の魅力を最大限に活かしたおもてなしを提案する宿として知られていますが、ここ日光で出会うのは益子焼きや鹿沼組子、日光彫といった栃木県の伝統工芸の数々です。

中禅寺湖を望むロビーには卓越した鹿沼組子職人の手によってほどこされたうつくしく繊細な「組子ギャラリー」が配され、現代の生活様式の中に職人の技が見事にデザイン化されているのはさすがです。日本の伝統美や匠の技のすばらしさを再認識する人も多いのではないでしょうか。

ロビーラウンジでは時間帯によって日光珈琲やロゼスパークリングワインを楽しめるので、この伝統工芸に彩られた空間で中禅寺湖の風景を愛でながら、湯浴み後のひとときを過ごすのがおすすめ。晴れた日に見せる水彩画のような瑞々しい色彩や凜とした線を描く山々を眺めながら、ゆったりと時を過ごすのも優雅な休日ならでは。とくに、夕暮れ時オレンジ色から黄金色に染まる中禅寺湖の情景は格別です。

また、リゾートのエントランスには400年の歴史を持つ日光下駄が用意されているので、この日光下駄を履いての散策も一興です。華厳の滝を訪ねたり、早朝の湖畔を歩いてみるのもリゾート気分が盛り上がりますね。

この夏は、都会の喧騒や熱帯夜から逃れて避暑地の温泉リゾートへエスケープ。贅沢なおこもりステイで心身ともにリチャージしたいと思います。

[星野リゾート 日光 界] 

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