テーマパークかのようなバス停
長崎から車で約30分、山と海に囲まれ自然豊かな諫早市には、とってもユニークなバス停が点在することが一部の人のあいだでよく知られているのですが、そのユニークさはテーマパークかと見紛う独創的なもの。
フォトジェニックさで言えば間違いなく日本一だと思います。
宇野 京子さん(@unokyon)が投稿した写真 - 2016 5月 4 5:27午前 PDT
というのも、国道207号線沿いに見えるのは、イチゴやメロン、ミカンなど、なんと大きなフルーツの形をしたバス停なのです。
maikoさん(@thskthskt)が投稿した写真 - 2014 5月 4 1:24午前 PDT
このフルーツバス停は上記の3つにスイカとトマト(フルーツではありませんが)を合わせた全5種類。国道沿いを中心に16基が設置されています。
ℝyo✈︎*さん(@ryo_room)が投稿した写真 - 2014 2月 12 9:18午後 PST
ぽってりとしたモチーフとカラフルなデザインがかわいらしく、バスを待つ人はもちろんのこと、地元の人々やドライブに訪れる人々の目をも楽しませてくれています。
設置のきっかけは、1990年に開催された「長崎旅博覧会」で、長崎県の玄関口として、訪れる人たちの心を和ませるために、当時の小長井町が整備したものだそうで、今ではすっかり地元のランドマーク的存在です。
ほかにもたくさんの見どころが
フルーツバス停のほかにも諫早市には、「眼鏡橋」の名で親しまれる日本で初めて国の重要文化財に指定されたレトロな石橋や、一面の菜の花やコスモスが楽しめる「自然干陸地フラワーゾーン」、名水100選に選ばれた「轟渓流」をはじめとする水源の森や森林浴の森に選ばれたネイチャースポットが多く点在するので、長崎観光の延長で足を伸ばし散策を楽しみたいエリア。
「諫早グルメフェスティバル」で2年連続グランプリを獲得した、180gの黒豚バーグを目玉焼きと一緒にパンではさんだ「六白バーガー・極(きわみ)」も気になる存在。
ハンバーガー片手にフルーツバス停を訪ねる旅とは、すっかりおとぎの国の住人のようですが、小さな子どもにとってはたまらない夏休みの1ページとなりそう。
ついうっかり大人のほうが写真撮影に夢中になってしまった......には気をつけたいところですね。
Photo by Thinkstock
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