高価な食器やアイテムがなくても、ちょっとした工夫で食空間の印象がかわるもの。Mina's Dining Tableの長坂美奈子さんが、梅雨時期におすすめのテーブルコーディネートをおしえてくれました。

オールシーズン使えるガラス食器

食器、テーブルクロスなどのリネン類で最も使える色は白。合わせる色によって、バリエーションが広がる基本色。今回のテーブルコーディネートでも白のクロスがさわやか! 梅雨のジメジメ感を忘れそうです。汚れが気になるところですが、綿100%なら家庭でお洗濯できるので手軽に利用できるそうです。

さらに、すすめてくれたのがガラス食器。使うのは暑い季節だけかと思いますが、じつはクリスマスやお正月などのイベントでも大活躍。クリスマスカラーと合わせたり、ゴールドの小物やファー素材と組み合わせるとエレガントな仕上がりになる、便利ものだそうです。

季節感を出すために使う花も、生花でなくて大丈夫とか。使われている紫陽花は造花。そこに白のカーネーションを合わせています。造花と生花でこんなすてきなアレンジになるんですね。

小物使いでほっこり感をだす

華やいだ気持ちになるテーブルコーディネートですが、テーブルにつくゲストが緊張するのはNG。そこで、小物やナプキンワークで気持ちがなごむ工夫を。きれいなビー玉があったり、ナプキンがかたつむりになっていると楽しい気持ちになるもの。小物を使うときは、テーマを決めると、すっきりまとまるそうです。

その他、長坂さんが取り入れるのは、どこかにゲストの名前を入れること。チョークで書けるスレートのプレートやきれいな紙、今回は葉っぱに修正ペンで書いています。たしかに、自分の名前があるとうれしくなってしまいます。

すてきな食空間は心を豊かにする

高校の時、1年間海外で生活した長坂さん。毎週のようにホームパーティがあり、ちょっとした工夫でゲストをもてなす海外流おもてなしを体験。家にある物をアレンジするだけで印象がかわる、テーブルコーディネートの楽しさを知るきっかけになったそうです。

2児の母でもある長坂さんは、慌ただしい生活におわれるママのために、子連れOKのレッスンも開催。季節やシーンに合わせ、手軽にできるテーブルコーディネートを紹介しています。梅雨はなんとなく暗いイメージがありましたが、白いクロスにガラス食器を合わせ、ホームパーティをしたくなりました!

写真:長坂美奈子(Mina's Dining Table)

[Mina's Dining Table]

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