知っておきたい公衆電話の設置場所
そこで役に立つのが東京都が作成した防災ブック「東京防災」。電子書籍で無料でダウンロードでき、パソコンやスマホでも閲覧可能になりました。もちろん東京都内にお住まいの人だけでなく、日本中の人に役立つ情報が満載です。
なかには、いまのうちに備えておける防災アクション10項目も挙げられています。
□ 日常備蓄を始める
□ 非常用持ち出し袋を用意する
□ たいせつなものをまとめておく
□ 部屋の安全を確認する
□ 家具類の転倒防止
□ 耐震化をチェック
□ 避難先を確認
□ 家族会議を開く
□ 災害情報サービスに登録する
なかでも家族会議は1人ではできず、先送りにしがちですが、必ず集合場所や安否確認の方法は決めておきたいものです。
安否確認の道具としては、災害時に優先的につながる公衆電話も便利。設置場所はNTT東日本のサイトから確認できます。
簡易ナプキン、オムツのつくりかた
また非常用持ち出し袋の中身として項目には挙がっていないけれど、ぜひ入れておきたいのがラップです。
お皿を汚さないようにラップを敷いてから食べ物をのせて使用するだけでなく、汚物を包むゴミ袋がわり、包帯がわり、さらに防寒対策にも使える便利グッズです。芯の部分に歯ブラシや乾電池など細かいものを入れれば、さほどかさばりません。
さらに「東京防災」には防災アクションだけでなく、たとえばレジ袋とタオルで作る簡易オムツの紹介や、タオルハンカチにティッシュペーパーや布をくるんでつくるナプキンなど、女性だからこそ知っておきたい情報もあります。
これらの情報をもとに、自らの防災についても見直したいと思います。
image via Shutterstock