日本人のソウルフード、おにぎり。

小さい頃から親しみのある味ですが、大人になって専門店でおにぎりをいただたとき、そのおいしさに衝撃を受けました。

きっと握りかたに秘密があるんだろうと思っていましたが、なんと食メディア「FOODIE」によると、おいしさを左右するコツは、米の炊き方にこそあるんだとか。

今回は、おいしいおにぎりを作る米の炊き方のコツをご紹介します。

2分以内に素早くとぐ

米の表面についたぬかや油などを、米粒が吸ってしまわないよう、とにかく素早くとぐのがコツだそう。目安は「軽く洗って水を捨てる」を3回、2分以内だそう。このとき、米粒が割れないよう力を入れずに指を立てて洗うようにしましょう。

しっかり吸水させる

つい、お米をといですぐ炊飯器のボタンを押してしまいがちですが、ふっくらとしたご飯にするためには、30分以上〜1時間半程度、吸水の時間をおいてから炊くのが理想だそう。また、吸水の時間は長く水につけすぎると、炊いたときにお米が割れやすくなってしまうので、長くても1時間半以上置かないこともポイントです。

米の硬さはちょっと固め

握ったときにベチャッとしたおにぎりにならないよう、水の量は、通常に比べて5%減らした量で炊くのがベストだそう。炊飯器の場合、1合あたり目盛りから2mm下になるように調整するといいそうです。

炊き上がりにご飯全体をしっかり返す

よく、いいご飯は「一粒一粒立っている」と言われますが、このしっかり立った状態にするには、空気に当てることが大事なんだそう。炊飯器の底から、全体をまんべんなく返すようにし、米を空気に触れさせてコーディングしましょう。

保温しない

どんな料理もですが、熱を通しつづけると美味しくなくなってしまいます。ご飯も然り。炊き上がりのご飯は保温せず、自然に冷ますようにするのがおいしいおにぎりを作るコツです。

これらのコツを教えてくれたおにぎり専門店『穂の香』の店長・渡邊さんによると、「多くの人が握る段階の力加減や塩加減で工夫しようとしますが、それではもうアウト。勝負は米の炊き方です!」とのこと。

お米の炊き方をマスターして、ぜひ家庭で極上のおにぎりを味わってみては?

FOODIE

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(マイロハス編集部)

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