ところが、もっとも行きたいお店のひとつを訪ねた日、なんと店は臨時休業。貼り紙にはおそらく、「おまつりのため」というような文言が書かれていました。次の営業日は帰国する日。そこで最終日に空港へ向かう前、天品社區食坊のおやつだけを目当てに、タクシーで店を目指しました。
もともとは、近所の主婦たちがつくったお菓子を販売していたそう。店構えも簡素で無駄がなく、お菓子は素っ気ないくらいさりげなく並べられています。
帰りの飛行機で、チョコレートケーキをぱくり
朝9時の開店時間とともに扉を開き、身振り手振りでコミュニケーションをとりながら、日持ちや材料を尋ねて購入。マフィン、パイナップルケーキ、クルミケーキ、オートミールクッキーなど、友人の分も。求めたお菓子は、リサイクルの紙袋に詰めて手渡されました。
我慢しきれずひとつだけ、帰りの飛行機でチョコレートケーキをぱくり。ホームメードおやつを思わせる、素朴だけれどほっとする味。トランクに明日からのおやつが入っていると思うだけで、ふふふと顔が緩みます。
「早く家でおやつの時間を過ごしたいなあ」、数日離れた日常を懐かしく感じられたのも、台湾で出会ったおやつのおかげです。
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[手天品社區食坊]