先月のまとめです。過去分は以下の通りです。

オープンソース・ソフトウェアは多種多様なジャンルがありますが、自分たちの開発現場やオフィスに近しいものが選ばれる傾向があります。そうしたソフトウェアはすぐにでも業務に活用できるでしょう。

DPlayer - ニコニコ動画風弾幕動画プレーヤー



ニコニコ動画で一気に広まったのが動画の上にコメントを載せて表示するシステムです。コメントが多すぎると肝心の動画が見えなくなりますが、盛り上がっている中に自分もいるという動画を見るだけでない楽しみ方も生まれています。そんなコメントシステム(弾幕コメント)をHTML5の動画プレイヤーとして再現するのがDPlayerになります。DPlayerを使えばHTML5のビデオタグを使ってニコニコ動画風にコメントが載せられるようになります。名前の通り、大量のコメントがあっても表示できます。動画サイトで使ってみても面白そうです。

Froala WYSIWYG HTML Editor - 綺麗なデザインのWYSIWYGエディタ



昔のWYSIWYGエディタと言うとツールバーに多くの機能が並んでおり、生成されるHTMLは相当分かりづらいものでした。機能が豊富すぎたために表示速度が重たかったり、一般ユーザにとっても混乱しかねないものだったと思います。現在ではずいぶん進化しており、すっきりとしたデザインで使いやすいものが増えています。今回はFroala WYSIWYG HTML Editorを紹介します。Froala WYSIWYG HTML Editorには幾つかのモードがありますが、ツールチップモードでは文字を選択すると装飾が出ます。

Pyagram - システム全体の状態遷移図を描く



システム開発において全体増を把握するというのはとても大変なことです。しかし全体が把握できないままに開発を行っていくと余計な不具合が発生する可能性があります。とは言え、これまでのシステム全体図は分かりづらいものが多かったでしょう。そうした悩みを抱えている方はPyagramを使ってみましょう。テキストで状態遷移を書きつつ、最終的に一つの画像にしてくれます。Pyagramを使えば複雑なシステムであっても一つの画像の中に表現できます。どの画面とどの処理とが繋がっているかを把握できれば矛盾を見つけたり、より効率的な処理を思いつけるでしょう。