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おつかれさまです、ハゲです。
今の御時世、ピンボールが稼働していることすら希少だよねって話ではございますが、『Break shot』をはじめとするCAPCOMメーカーの台が現存しているのはなかなかのものだと思います。ホントかな? 少し調べてみましょう。
「CAPCOM」とだけ聞くと『ストリートファイター』を連想してしまいますが、国内のCAPCOMとは全く無関係。CAPCOM USAが立ち上げた「Capcom Coin-Op」がピンボールを製造しておりました。しかし存在していた期間は1995年6月から1996年12月。わずか1年半という短命で終わってしまいました。この間に4台がリリースされ『Break Shot』は3台目にあたります。
ひとまず1年半で終わってしまったメーカーの台ということでレアな雰囲気を感じますが、当時どれくらい流通されていたのかデータが少ないですが読み取ってみましょう。
こちらのデータベースによると『Break Shot』の出荷台数は1000台。世界一売れたと言われている『The Addams Family』が2万台で、ざっとデータベースを見る限りでは1万台いくと超ヒット作で5000台がヒット作か否かのボーダーのように伺えます。つまり1000台はかなり少ないですね。おそらくこれは米国での出荷台数になるので、そこから日本にはどれくらい流れてきたのか……。過去にTAITO等の国内ゲームメーカーがピンボールの流通も担っていましたが、そもそも『Break Shot』は国内未販売という情報もあるのでCAPCOMピンボールはあまり日本には出回っていなかったのかなと想像出来ます。
結論としてはかなりレア台ということでいいでしょう。じゃあなんでナツゲーミカドにあるかなんですが……そういえば経緯は聞いてないですね。ヘラジカがカワイイから手に入れたとはかつて聞いたことがあります。たしかにカワイイ。
耳でもたしかみてください。
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