「ノーフューチャー」リーダー・KM vs ミカド勢 2023年対談の振り返り（後編）

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　『燃えろ!!プロ野球 ホームラン競争』のプロゲーマー集団「NO FUTURE」のリーダー・KMが、さまざまなミカド勢と対談する連載企画「KMvsミカド勢」。

　年末の恒例行事として、2023年に行った9名の対談をKMがそれぞれ振り返ります。後編に登場するのは「ミカド一周クリア番長」でのクリア目標数に大きく貢献した「チャーリー編」、ナツゲーミカドの二代目店長に就任した「大山編」、そしてマイケル芸人から「ザマ編」「れしお編」の4人。

【登場プレイヤー】

ROUND.41「チャーリー」
ROUND.42「ザマ」
ROUND.43「大山」
ROUND.44「れしお」

　

　

■ROUND.41「チャーリー」
　僕が『KOF'95』のランキングに残したS◯Xに対して「小学生かよお前は！」とツッコミを入れてくださり、それがEye:landさんや植野さんに広まって「チャーリーさん……やっちゃいましたね」って逆ツッコミを受ける流れがあっての対談でしたね。ゲームに対する造詣が深いですし、好きなだけじゃなくやり込むっていうガチな部分もあるので、本当にプロフェッショナルな方だなと思い、僕もいい緊張感でお話できましたね。この対談をきっかけに個人的な親睦も深めることができて、RTAinJAPANで僕のKOFスコアタに実況とフルボイスでお付き合いしてくださったのもいい思い出ですね。あの配信はいつかミカドでも凱旋公演したいと思ってるので、期待していただきたいなと。あと、レギュラーで声を当てられている韓国ドラマは僕の家族もハマってます！



■ROUND.42「ザマ」
　ザマさんはもう「いま行っておかなきゃ」っていう新鮮感ですよね。しょっぱい存在になりたくない外様大名と常々言ってましたけど、ゲームに使える時間が無駄になるのがもったいないからって理由で禁煙に成功しちゃう人ですよ？　腰の低さしかり、ゲームへの向き合い方しかり、本当に真面目で嫌味がないからいいんですよ。『ソニックウイングス』芸人もいいですけど、いつかマイケル・ジャクソンの曲を聞いたり、PVを見てほしいなと（笑）。そういう詰めの甘さと言いますか、スキがあるのがザマさんらしくて好きですよ。あと、見出しは全部「空耳アワー」のマイケル曲っていうこだわりも改めて気づいていただければと。



■ROUND.43「大山」
　人柄もいいですし、古いゲームにも詳しいので、ナツゲーの店長にピッタリな人ですが、異色の経歴を持ってますからね。おとなしそうな顔してやることやってんぞみたいな（笑）。聞きたいことを余すことなく引き出せたので、終始楽しみながら対談させてもらいました。腰と膝に爆弾を抱えてるとはいえ、NISHINARI FREEDOMから生還しただけあって、タフなスタッフだなと思いますよ。プレイヤーとしても『達人王』『雷電II』をやってたというのも、ミカドに来るべき人間だった感ありますよ。



■ROUND.44「れしお」
　ザマイケルからワンクッション置いてのサイタマイケルですね。終始、マイケルとワイラーの話しかしてないんですけども（笑）。れしおさんも「KMと対談してなかったっけ？」枠のひとりでしたし、マイケル芸人としてホットなタイミングで対談させてもらって良かったですね。直近だとアクションゲーム祭りでも『メタスラ』芸人としても活躍されてるので、やっぱりこの対談ってなにか「持ってるな」と。ミカドのマイケル芸人は網羅できたので、これを機に「アオッ！　マイケルだらけの座談会」を組めたらさぞかし面白いんだろうなと思うんですよ。その反面、そこにそけっとさんを交えてもいいのかどうかっていう問題も出てきますけど、ものまね王座決定戦のご本人登場みたいに「来るの？　来ないの？」を期待してもらえればと（笑）。

■今後の展望について

　これまでニッチ格ゲー勢、『ガロスペ』勢、シューター勢と10人刻みで続けてきましたけど、今年はそういう区切りみたいなものを気にしないようにしたんですよね。瞬間、瞬間でアツい人といまのうちに対談して記事化しておきたいというか。なのでこれからもそのスタンスで、ジャンルに囚われることなくいろんなプレイヤーにお願いしていくのかなと。気づけばこの「KMvsミカド勢」もノーフューチャーの活動歴よりも長くなったので、そろそろ過去に対談したプレイヤーのリバイバルもやっていこうかなと思います。