自分のリアプレイザルと感情抑制の傾向を知るために便利な
「感情調節尺度(Emotion Regulation Questionnaire)」

10問で構成された尺度で、
「1:全くあてはまらない~7:非常にあて はまる」の7件法で採点を行う。

1 私は、自分が置かれている状況についての考え方を変えることで、感情をコントロールする

2 私は、否定的な感情をあまり感じたくない時は、考えていることを変える

3 私は、自分の感情を表に出さないことで、感情をコントロールする

4 私は、もっと肯定的な感情を感じたいときは、考えていることを変える

5 私は、否定的な感情をあまり感じたくないときは、その状況についての考え方を変える

6 肯定的な感情を感じたときは、感情を表に出さないように注意する

7 ストレスを感じる状況では、考え方を変えて落ち着いていられるようにする

8 私は自分の感情を表には出さない

9 私は、もっと肯定的な感情を感じたいときは、その状況についての考え方を変える

10 否定的な感情を感じたときは,その感情を決して表に出さないようにする

採点が終わったら、以下の質問の答えを足して平均点を出す。

▶︎リアプレイザルに関わる項目
1、2、4、5、7、9

▶︎感情抑制に関わる項目
3、6、8、10

541人の日本人を対象にした調査では、各項目の平均点は以下のようになっている。
リアプレイザル項目=4.50
感情抑制項目=3.87

参考:Jun Yoshizu et al.(2013)Development of a Japanese version of Emotion Regulation Questionnaire


▶︎参考文献

http://www.pnas.org/content/114/17/4354.abstract


Jason M.Fletcher(2013)The effects of personality traits on adult labor market outcomes: Evidence from siblings


Judge, Timothy A et al.(2002)Five-factor model of personality and job satisfaction: A meta-analysis.


Gloria Mark et al.(2016)Neurotics Can't Focus: An in situ Study of Online Multitasking in the Workplace


Jun Yoshizu et al.(2013)Development of a Japanese version of Emotion Regulation Questionnaire


Madhuleena Roy Chowdhury(2019)3 Worksheets to Implement the Theory