より良い選択をするための心理学です。
後悔しない選択のためのチェックリストがあります。
自分が選択をする時にそれが守れているかどうかをチェックすることが大事になります。
僕たちは、本当はもっといい選択ができたはずなのに逃しているんです!
例えば決断力がなくタイミングを逃したり、もっと熟考していればよりよい選択ができたのにとか、バイアスにより本来見るべきポイントがズレていたりということが起きているわけです。
それを防ぐための基本的な指針です。
いい選択をするための基本です。僕達の脳はマルチタスクが苦手でひとつひとつのことしか基本的には処理できないようになっています。たくさんの可能性を同時に考えるのが難しいということです。
ですから、場合分けという考え方が大事になります。
自分の中ではこういう選択にしようと決めていても、もっといい方法はないかなとか、他にはどんな方法があるのかなと考えるといい選択が出来ることがわかっています。
つまり、人間は自分が決めたことが正当であるように物事を見てしまうものなんです。例えば、初対面で頭のいい人だなと思ったら、頭が良さそうな特徴ばかりに目がいってしまうわけです。
人間は自分の第一印象が正しいと思えるような証拠ばかりを集めてしまいます。
これはアイデアでも全く同じで、自分の中でいいと思う結果がわかっても、一旦それを置いて、他にいい方法は?逆の方法は?とか、自分のアイデアを競合やライバルが潰そうとしたらどんな案や方法があるのかな?など、代替案を探すことが大事なわけです。
可能な時は代替案を常に探す
立場、条件、キャラクターを変えて考えると探しやすいです。
この方法を使うと、一つの方法にとらわれることなく代替案を検討することが出来るようになります。
代替案を出すだけでなく、その複数の案を冷静になって検討することが大事です。
本を選ぶ時も同じです。
1つのテーマを学ぶ時は、立場の違う人の本を3~5冊とか買って読むと違う視点が理解できるわけです。
例えば、ダイエットの本でも炭水化物は必要だという本もあれば、抜いたほうがいいという本もあるわけです。これを両方買って読んでみて、説得力や論理の矛盾を調べて、そのエビデンスまで調べていくと正しい判断が出来るわけです。
次は、
問題のリフレーミングです。
ベストな選択肢は何なんだろう?そもそもなぜ自分がそうしたいのはなぜなんだろう?と考える方法です。
例えば、お酒を飲む時にチェイサーがありますよね。このチェイサーはなんのために飲むのかと考えるわけです。そうすると悪酔いしないように飲むわけですよね。ということは、悪酔いしたり二日酔いしないようにするにはどんな水が良いのかとなるわけです。硬水?軟水?それとも炭酸水?
と、ここで問題が出てくるわけです。「どんな水を飲むべきなのか?」そしてその問題を深掘りしていくわけです。そうすると僕の場合は炭酸水が良いとなったわけです。
人間の脳はコンテクストに左右されやすく出来ています。背景情報や環境によって簡単に騙されてしまいます。例えば、誰かが炭酸水が美容にいいとか、冷たい水は体を冷やしてよくないとか、色んな情報によってつい流されてしまいます。
だから、別の前提があったらどうなるのか?とか、違う状況だったらどうなのか?とか、そもそも自分はなんのためにそれをするのか?と、問題を違う角度から捉えることが大切なんです。
これを枠組みを変える「リフレーミング」と言います。
問題の違う枠組み・視点で捉えるリフレーミング
リフレーミングをしないと、問題の本質が見えないわけです。
人間の脳がコンテクストに弱いということを覚えておいてください。ストーリーや文脈によって簡単に説得されてしまうものです。僕らが問題だと思っていることは実は問題でもないかもしれないわけです。重要だと思っていることが対して重要でもなかったりもするわけです。
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