<材料>
水・・・・・・・・・・・600g
昆布・・・・・・・・・・3g
鰹節・・・・・・・・・・10g
みりん・・・・・・・・・50g
醤油・・・・・・・・・・50g
カレーパウダー・・・・・6g
豚コマ・・・・・・・・・100g
しめじ・・・・・・・・・50g
椎茸・・・・・・・・・・1個
長ネギ・・・・・・・・・白い部分1本分
片栗粉・・・・・・・・・15g



<作り方>
1.水600gに昆布3gを1時間つけておく。
2.1を強火にかけて沸騰させる。
3.沸騰したら鰹節を加え、蓋をして2分煮出す。火は弱めの中火にして吹きこぼれないようにする。
4.3を濾して、更に鰹節の水分がなくなるくらい力を入れて絞る。
5.4にみりん、醤油、カレーパウダー、豚コマ、しめじ、椎茸、長ネギを加え中火で4分煮出す。
6.うどんを加え、さらに茹でる。
7.うどんが茹で上がったら火を止めて水溶き片栗粉でとろみをつける。
8.器に盛りつけて生の長ネギスライスを乗せ完成。



<シェフからのポイント>
・今回のカレーうどんは繊細な出汁の香りより食材の持っているうまみ成分を極限まで引き出すため、沸騰させて煮出し力を入れてしっかり濾します。日本食ではタブーとされていますが、この際に出てくる雑味も調味料として使うため鰹節の水分がなくなるくらいまでしっかり絞りだしてください。

・スープに味を出したいため、具材を入れた後は少し長めに煮出してもオッケーです。肉やキノコの旨味もスープに活用しましょう。

・水溶き片栗粉は片栗粉と水を1:1で用意しましょう。

・最高の調味料は『愛』です。自分の好みに合わせてご自由にアレンジしてみてください。


※今回のレシピは先日の放送をもとにつっしーが分量などを数値化しています。
できるだけオリジナルに基づいているつもりではありますが、詳しいポイントなどをしっかり確認したい場合は中村シェフのインスタグラム出演していただいたときの放送のアーカイブをご覧ください。



<今回のレストラン>
LA BONNE TABLE



<今回のゲスト>
中村和成さん
1980年、千葉県生まれ。 「シェ松尾」や「ラリオン」で 腕を磨き、「レフェルヴェソンス」へ。
同店ではスーシェフ として活躍。その後、「ラ・ボンヌターブル」のオープンでシェフに就任。
独創的かつ繊細な料理を生み出し続けるフレンチの開拓者

ほぼ毎日シェフの料理が見られる中村シェフのInstagram

中村シェフのYouTubeチャンネル『フレンチ料理人カズシェフのおうちde料理教室』