DAYS JAPAN最新号の「チェルノブイリ現地報告-死者が増え続ける、原発から3キロの町」を読み、更にその取材者、広河隆一氏を追った映画「人間の戦場」でチェルノブイリの「現在」を知り、戦慄を覚えざるを得ません。読売社説が象徴するように日本が完全に米国の傀儡国に成り下がった今、広河氏の言葉は重く圧し掛かったままでしょう-
「チェルノブイリ、福島原発事故からも、私たちは何も学ばないのだろうか-チェルノブイリ事故から3年目、4年目に私が現地入りしたとき、すでにベラルーシやウクライナでは、甲状腺異常はじめ、血液を中心にあらゆる病気のきざしにおびえ、助けを求めていた市民や医師がいた。しかし、日本の重松逸造氏はじめ、IAEAやICRPなどの国際的な「知見」をふりかざす専門家たちがそれを踏みつぶした。そして翌4年目には、小児甲状腺がんが急増するのだった。それをも「知見」は無視した。
やがて、専門家たちも、彼らの主張を垂れ流していたメディア関係者も、言葉を失う時がきた。あとに残るのは何か。彼らを信じてしまった自分自身を責める、親たちの悲痛な叫び声なのか」
(ID:18471112)
DAYS JAPAN最新号の「チェルノブイリ現地報告-死者が増え続ける、原発から3キロの町」を読み、更にその取材者、広河隆一氏を追った映画「人間の戦場」でチェルノブイリの「現在」を知り、戦慄を覚えざるを得ません。読売社説が象徴するように日本が完全に米国の傀儡国に成り下がった今、広河氏の言葉は重く圧し掛かったままでしょう-
「チェルノブイリ、福島原発事故からも、私たちは何も学ばないのだろうか-チェルノブイリ事故から3年目、4年目に私が現地入りしたとき、すでにベラルーシやウクライナでは、甲状腺異常はじめ、血液を中心にあらゆる病気のきざしにおびえ、助けを求めていた市民や医師がいた。しかし、日本の重松逸造氏はじめ、IAEAやICRPなどの国際的な「知見」をふりかざす専門家たちがそれを踏みつぶした。そして翌4年目には、小児甲状腺がんが急増するのだった。それをも「知見」は無視した。
やがて、専門家たちも、彼らの主張を垂れ流していたメディア関係者も、言葉を失う時がきた。あとに残るのは何か。彼らを信じてしまった自分自身を責める、親たちの悲痛な叫び声なのか」