いみじくも孫崎先生ご指摘のような危惧を、私もかねて強く感じています。
安保法案反対でハンストをしていて公務執行妨害罪容疑で逮捕された学生に対する家宅捜査は、令状もなく強行された由で
まがりなりにも法治国家であるはずのこの日本で、そうした暴挙がまかり通るとは、戦前の特高警察が闊歩した時代にまさに逆戻りではありませんか。
　似たような話しとして、安倍首相の顔写真入りのポスターへの落書きを、各地の県警が「器物損壊罪」（３年以下の懲役）容疑で捜査しているという話しが全国あちこちで起きています。たかが１枚５～１０円もあればいくらでも作れる紙の
ポスターです。近頃時おり聞かれる文化財への落書きとはまったく質が違います。
そんな物への落書きが何故、「器物損壊罪」に当たるほどの重罪なのか？　
民主党か共産党のポスターへの落書きでも、果たして警察は同じように「器物損壊罪」で捜査に乗り出すのか？
今や、警察は安倍政権の犬に成り下がってしまったのでしょうか？