米国はダブルスタンダードの国だと思います。表の顔は民主主義でも、裏の顔は戦争で金儲けを画策する国です。 今までは「世界の警察」として、世界中で戦争を繰り返していましたが、アフガンやイラクの戦争では、米兵に、劣化ウランによる後遺症や、イスラム過激派の出没自在の攻撃の影響で精神を病む者が激増して、国内で反戦ムードが高まってしまった。そこで、苦肉の策で思いついたのが米軍に変わって日本の自衛隊を使う策です。同じ武器でも軍事産業にとって、米軍に売るより自衛隊に売る方が何倍も儲かるし、自衛隊員がどんなに死んでも米国内で批判は高くなりません。 米国と中国は、体勢も国民の考え方も全く違います。そんな国同士が仲良くしているのは、貿易で儲けるためです。米国も腹の中では中国が嫌いでも、表面的には仲良くしているのです。中国が南沙諸島の領有権を主張しても、表面的には批判しません。そして日本を挑発して、日本とフィリピンに、中国と戦わそうとしているのではないでしょうか。なにしろ、日本政府は「米国のためなら何でもする」のですから。
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孫崎享チャンネル
(ID:18982160)
米国はダブルスタンダードの国だと思います。表の顔は民主主義でも、裏の顔は戦争で金儲けを画策する国です。
今までは「世界の警察」として、世界中で戦争を繰り返していましたが、アフガンやイラクの戦争では、米兵に、劣化ウランによる後遺症や、イスラム過激派の出没自在の攻撃の影響で精神を病む者が激増して、国内で反戦ムードが高まってしまった。そこで、苦肉の策で思いついたのが米軍に変わって日本の自衛隊を使う策です。同じ武器でも軍事産業にとって、米軍に売るより自衛隊に売る方が何倍も儲かるし、自衛隊員がどんなに死んでも米国内で批判は高くなりません。
米国と中国は、体勢も国民の考え方も全く違います。そんな国同士が仲良くしているのは、貿易で儲けるためです。米国も腹の中では中国が嫌いでも、表面的には仲良くしているのです。中国が南沙諸島の領有権を主張しても、表面的には批判しません。そして日本を挑発して、日本とフィリピンに、中国と戦わそうとしているのではないでしょうか。なにしろ、日本政府は「米国のためなら何でもする」のですから。