フレデイ タン のコメント

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続き

中国はロシアと同じく完全な独立国家です。中国は米国からいろいろ注文を付けられますが、国益にプラスと判断されれば、受け入れますが、マイナスと判断されれば、受け入れません。つまり、中国は日本のように米国の言いなりにならないのです。中国は戦争を望んいません。彼らは常日頃そのことを表明していますが、嘘ではないと私は思います。第一に13億人の民を治めることは並の手腕では無理なことですし、他国を服属させるなんて不義で且つコストの掛ることを考える暇があるわけないでしょう。そして、香港、マカオ、台湾がそれぞれ独自に存在し得て居ることを見てもそれがわかるのです。日本が大マスコミを総動員して喧伝する中国脅威論は真っ赤な嘘であることは明白です。

中米関係の今後を考える場合、米国権力の所有者(上記の4グループ)がどう考えるか、推測しておくことも大切なことだと思います。
1.イスラエル・ロビーは中立の立場を取るでしょう。中東問題に中国が積極的に絡んで来ることは望ましくないと考えて居る筈だからです。
2.軍産複合体も中立でしょう。彼らには中米戦争に発展するリスクを回避する心理があるはずです。何故なら、ロシアが中国を助けるからです。そうなれば、世界は破滅です。
3・ウオール街は中国を服属させたいと考えて居ます。世界のドル支配への脅威が人民元です。そして、ドル金融による収奪体制の維持はウオール街の最大の利益源泉ですから。
4.ネオコンは世界支配というカルト集団ですから服属しない中国を敵視しているのは当然です。

以上のことから、中国はイスラエル・ロビーと軍産複合体への接近を強化し、米政府の好戦勢力の抑えに努めると思います。

日中関係は、日本がネオコン色の強いジャパンハンドラーに動かされており、しかも、靖国軍国主義という言わばカルトに突き動かされていることから、一触即発の危機的状況にあると私は見て居ます。この危機的状況の回避には日本人の多数の意思表示と行動が不可欠なのです。



No.3 111ヶ月前

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