この動き、このうねりには本物になる確かな手ごたえを感じます。

「岸を倒せ」にはどこかに「プロレタリア革命」に踏み切れない「プチブル性」があった。従って、「花火」で終わった。私はそう思うのです。

しかし、「安倍を倒せ」には明解な大義がある。果実を生むどころか、毒を持った靖国軍国主義、靖国全体主義に断固として「ノー」を突き付けているからです。しかも、それだけにとどまらず、安倍の退陣は米国ネオコン・シオニズムの衰滅に繋がるし、米国の多数のむとんちゃくな人々に福音をもたらすのです。

安倍内閣の否定こそが日本の民主主義と自由と経済繁栄への入口であることをこの国会包囲デモに参集した国民は改めて確認したのです。壇上に立った坂本龍一氏がマグナカルタ、フランス革命と同価値のものとして安保法案廃案運動を位置づけたことは圧巻でした。

９/６新宿デモ。ホップ/ステップ/ジャンプのステップに相当します。継続こそ力なりです。