孫崎先生ご説明のTPPの本質から浮かび上がって来る世界はやはり、腐っても鯛というか、アングロサクソンという民族優先主義に立脚(UKUSAの協定がそれを物語っている)したものであり、ウオール街とシテイの資本による、資本の為の、資本の帝国であり、そこにわざわざ日本が加盟する、何故?理由が分らない。 この帝国はあの大英帝国のコピーである。その証明は別にするとして、あのシンガポールがTPPに加盟するのはとても理解出来る。何故なら、都市国家シンガポールには帝国と利害が対立するMULTITUDE(民衆)がないわけ、あっても小さい、だから、実に簡単な決断だ。日本は膨大なMULTITUDEを抱えている。その利害を放棄するわけには行かない。 更に悪いことに、この帝国のマネジメントは米国主導で行われ、帝国加盟国のそれぞれの法体系の外、いや、上にあるわけだから、自ずとTYRANNY(暴政)になる。それがどういうことか、身近では沖縄の日米地位協定が良い見本。沖縄人に基本的人権はない。もっとふさわしい例は今の合衆国そのものと言えよう。内政は行き詰まり貧困はひどくなるばかりで各地で暴動が発生している。国際政治では北アフリカ、ウクライナ、中東でのテロ支援は合衆国のお家芸だ。 金儲けを企む連中が企画したTPPという帝国が上手くゆく訳がない。そういう企画は中途で自滅する。私は楽観している。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
孫崎先生ご説明のTPPの本質から浮かび上がって来る世界はやはり、腐っても鯛というか、アングロサクソンという民族優先主義に立脚(UKUSAの協定がそれを物語っている)したものであり、ウオール街とシテイの資本による、資本の為の、資本の帝国であり、そこにわざわざ日本が加盟する、何故?理由が分らない。
この帝国はあの大英帝国のコピーである。その証明は別にするとして、あのシンガポールがTPPに加盟するのはとても理解出来る。何故なら、都市国家シンガポールには帝国と利害が対立するMULTITUDE(民衆)がないわけ、あっても小さい、だから、実に簡単な決断だ。日本は膨大なMULTITUDEを抱えている。その利害を放棄するわけには行かない。
更に悪いことに、この帝国のマネジメントは米国主導で行われ、帝国加盟国のそれぞれの法体系の外、いや、上にあるわけだから、自ずとTYRANNY(暴政)になる。それがどういうことか、身近では沖縄の日米地位協定が良い見本。沖縄人に基本的人権はない。もっとふさわしい例は今の合衆国そのものと言えよう。内政は行き詰まり貧困はひどくなるばかりで各地で暴動が発生している。国際政治では北アフリカ、ウクライナ、中東でのテロ支援は合衆国のお家芸だ。
金儲けを企む連中が企画したTPPという帝国が上手くゆく訳がない。そういう企画は中途で自滅する。私は楽観している。