フレデイ タン のコメント

ジョン・F・ケネデイーは米国にはフロンテイアが無くなったので新しいフロンテイアとして文化を提唱しました。しかし、彼は暗殺され、米国は旧来のフロンテイア拡大のモードに戻りました。そして、50年以上も過ぎた今も同じモードで世界をフロンテイア扱いして拡大しています。この地球に住む人間を米国に屈服すれば良いインデイアンであり、屈服しなければ、反抗したアパッチ族同様に駆逐されるのです。米国にとってYESかNOかが他者に対する行動律なのです。

このことは国内外問わず一貫しています。しかし、支配される絶対的多数の人々にとって息抜きは必要です。その一つが衰えたとは言えまだ健在のアメリカン・ドリームです。そしてもう一つが猥褻文化です。

どうも、感じとして、ハフィントンが伝える50名の人々はアメリカン・ドリームという幻想に関連する人々か、それとも猥褻文化に直接タッチする人たちですね。

米国の攻勢に抵抗しているアラブ社会、イラン、ロシア、中国には大義がないと非難して西側の大メデイアは毎日大騒ぎしていますけど、アメリカン・ドリームと猥褻文化が世界を席捲すべきVALUEと言えるのでしょうか?私はそう思いません。幻想が空疎であることの認識と猥褻文化への節度や限度の設定は必要で不可欠であると思います。ジョージ・オーウエルの「1984」は今の米国そのものじゃないでしょうか。

No.1 116ヶ月前

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