tako2008 のコメント

ご無沙汰してます。

田中宇氏のかねてからの持論だった「ドル没落」「多極化世界」
がいよいよ現実のものとなりつつありますね。

http://tanakanews.com/

私は古くから田中宇氏の主張に興味を持ち支持していましたが、
当時はトンデモ論として酷評されることが多かったです。

しかし、氏はリーマンショックを予言するなど、「彗眼」だった。

次は氏の予言通り、世界規模での金融崩壊が起こるかもしれません。
個人的にはそうなって欲しくないですが・・。

同じように、国際情勢も孫崎先生の持論通りになってきました。
孫崎先生の持論がトンデモ論ではないことが解ってきたでしょう。

結局、産業革命でリードした欧米が優位に立つことになった、
この100年間が特異な期間であったというだけ。

<歴史上のGDP推移>
http://ameblo.jp/orthoscopic/image-10662779548-10774603299.html

歴史の原則に従えば、世界は再び中国・インドが経済力で優位を
占める時代に戻ると予想されます。

そして、私の主張も的外れではなかったようですね。

「中国の軍事力よりも経済力が脅威となる」

軍事力など必要ないのです。戦わずして我が国に勝ってしまう。
あっという間に、孤立化包囲網を作られてしまいました。

自称戦略家達が偉そうに語っていますが、グローバル化した
現在では、軍事的地政学など大きな意味を持たないのです。
「やらないよりはマシ」という程度とどめておくこと。

「軍事と地政学」では、相反する関係にある「経済問題」と、
独立関係にある「宗教問題」を解決することは不可能だからです。

ASEAN10カ国がAIIBに参加し、インドが上海強力機構
に加盟し、米国がそもそもやる気がない時点で、中国包囲網など
成り立たないのです。

だから私は、中国とは軍事的な対立は避け、中国の横暴化を
牽制しながら上手く利用していくことを考えるべきだと。

そして、その前提として、中国の属国化と内政干渉を避けながら
付き合っていく為に、「外資規制の強化」「スパイ防止法の強化」
も同時に必要だと主張していたわけです。

重ねて強調しておきますが、中国と付き合うなら、主権防衛を
しっかりさせておかないと、後悔することになりますよ。

私は必要以上に脅威論を煽ることはしませんが・・。

中国は米国のような露骨な脅迫ではなく、狡猾・老獪な戦略が
得意な国です。気づかない内に国家主権が乗っ取られていた
ということになりかねません。

(・・・続きます・・・)

No.5 117ヶ月前

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