>>10 sizennouさん そういう風に突っ込まれると私には反論する適切な言葉がありません。単に売買取引だけを追っかけてきた人間の限界です。ただ感覚的に次のようなことを思っているのです。 1.幕末、日本にやってきた英国の外交官アーネスト・サトーは当時の横浜の新聞に「京都にいます権威を薩長が擁立するか、幕府が擁立するか、擁立する方が日本の権力者になる」というコラムを寄稿しています。この若い天才的外交官は日本の政治の本質を見抜いているのです。それは今も全く変わっていないと思います。つまり、天皇家は日本の政治の本家であり家元なんです。フランスなんかに見られる共和政は全く馴染まない。 2.74年前の対米開戦には天皇家も財閥家も反対しています。勝てる見込みがなかったからです。天皇家は当時のモーガン財閥と昵懇の間柄でした。財閥家に至っては日本が勝てそうにないことをよーく知っていたに違いありません。しかし、軍部には逆らえなかった。その後悔があると思うのです。天皇と皇太子が敢えて(儀礼以外にはたっちしない禁を犯して)歴史修正主義に異を唱え政治に乗り出して来られている。それに今国民が応じて行かねば取り返しのつかない状況になっていくと思うのです。 続く
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
>>10 sizennouさん
そういう風に突っ込まれると私には反論する適切な言葉がありません。単に売買取引だけを追っかけてきた人間の限界です。ただ感覚的に次のようなことを思っているのです。
1.幕末、日本にやってきた英国の外交官アーネスト・サトーは当時の横浜の新聞に「京都にいます権威を薩長が擁立するか、幕府が擁立するか、擁立する方が日本の権力者になる」というコラムを寄稿しています。この若い天才的外交官は日本の政治の本質を見抜いているのです。それは今も全く変わっていないと思います。つまり、天皇家は日本の政治の本家であり家元なんです。フランスなんかに見られる共和政は全く馴染まない。
2.74年前の対米開戦には天皇家も財閥家も反対しています。勝てる見込みがなかったからです。天皇家は当時のモーガン財閥と昵懇の間柄でした。財閥家に至っては日本が勝てそうにないことをよーく知っていたに違いありません。しかし、軍部には逆らえなかった。その後悔があると思うのです。天皇と皇太子が敢えて(儀礼以外にはたっちしない禁を犯して)歴史修正主義に異を唱え政治に乗り出して来られている。それに今国民が応じて行かねば取り返しのつかない状況になっていくと思うのです。
続く