家内が一緒にこのブログを見ていて、「金さんの方が上ね。」と、宣いました。
どっちが上かは置いといて、誰かが安倍さんのことを「正しい帝王学を学んでいない貴族のお坊ちゃん。」と称してました。
ウィキッペディアによると、
第59代宇多天皇は、皇太子（のちの醍醐天皇）に帝王の心得として「寛平御遺誡」というものを遺しているが、それには、次のような項目が見られる。
• 賞罰を明らかにし、愛憎をふりまわすことなかれ。
• 皆に公平に、好悪に偏るべきでない。
• 万事について惑溺して度を過ごしてはいけない。
• 天子たるもの喜怒を慎み、表情にだしてはいけない。等々
なのだそうです。う～ん、安倍首相、どれ一つとして・・・。
是非、「正しい帝王学」学んで頂きたいと思います。
冗談はさておき、安倍政権でますます酷くなっているのが貧困化でしょうか。
厚生労働省によると年収127万円以下を貧困とよぶのだそうです。
安倍首相は「女性の活用」と叫んで居られますが、働く女性２５～６０才の3分の1が貧困にあえいでいるのをご存じなのでしょうか。
非正規雇用2000万人のうち63％が女性で、その給与は正社員男性の38％にすぎない。
残り37％の非正規雇用の男性は若年層にかたよっていて、10年くらい前までは25歳で9割正社員になれたのが非正規が３５さいくらいまでになっているそうです。
若い世代にどうやって家庭を作り、子育てをしろというのでしょう。
殿は下々のことをご存じないのでしょうか。
日本の貧困率は16，2％でこれはＯＥＣＤのなかで下から4番目、下にはトルコ、メキシコ、アメリカしかいないそうです。
働く女性の賃金がＯＥＣＤ30カ国のなかで男性の賃金に比べダントツに低い、栄えある最下位なのも日本です。
とどめは、税と社会保障が所得の再分配として、貧困の緩和、貧富格差の緩和が期待される政策なのに、ＯＥＣＤのなかで唯一日本だけが貧困層にマイナスとして作用するという希有な国だと言うことでしょう。
政府のせいで貧困層に落ち込む人が多く存在するというのは国際社会の常識を打ち破っているそうです。打ち破るのがお好きな、安倍との様の面目躍如といったところでしょうか。
ＯＥＣＤのなかで家庭に対する社会保障費が最も低い国に属しているので、児童福祉、教育、等への支援が極端に少なく、子育て家庭、成人がみんな働いている家庭、等の社会保障が受益より負担が大きくマイナスに作用してしまう、そのために所得階級を5つに分けると税と社会保障で最も受益が大きいのは一番上の階級でプラスに作用し、一番下の階層
にはマイナスに作用する。
富める者は益々富み、貧しい者は益々貧しくと言うわけです。
安倍との様、是非正しい帝王学を学んで「朕はちょっと間違っちゃったかな」と気づいて
頂けない物でしょうか。