アルジャジーラの記事はポイントをついてますね。 先日、山谷大臣の外国人記者クラブでの記者会見を見ました。大臣への質問は拉致ではなくヘイトスピーチ取り締まりに集中しました。その中で一つ云々新聞の編集者だと名乗る人物が日本国をヘイトする人間の言論を封じて欲しいと山谷大臣に要望した。通訳は翻訳に一瞬戸惑った。そして、きっぱりと”crack down”の言葉を採用した。改めて辞書に確かめたら「断固取り締まる」という意味が出てきた。山谷大臣はすかさず「個人の自由は奪えない」とだけ答えた。私は新聞は団体だから「crack down」の対象になるのだと解釈しました。 現政府が財政の破綻という致命的なリスクを賭けて、憲法を歪めることを手始めに諸々のコストを賭けて得ようとしているのは、今までは私は集団的自衛権とTPPの二つだけだと思っていましたが、やはり、尖閣と竹島と北方領土を取り戻す」ということが第一義的に加わってくると思うようになりました。 でも、中国も韓国もロシアも世界屈指の軍事国家です。それら諸国に歯向かうことさえ難儀。そんな鬱屈のはけ口を現政権は内向きに求めるようになり、一般民に向かうのではないでしょうか。日本の大企業たちは世界に羽ばたけるが、今後、翼を持たない一般民が鬱屈した異形の権力に高い消費税を払いながら対峙させられるのだけは御免こうむりたいです。いや、既にそうなっているのかな?
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
アルジャジーラの記事はポイントをついてますね。
先日、山谷大臣の外国人記者クラブでの記者会見を見ました。大臣への質問は拉致ではなくヘイトスピーチ取り締まりに集中しました。その中で一つ云々新聞の編集者だと名乗る人物が日本国をヘイトする人間の言論を封じて欲しいと山谷大臣に要望した。通訳は翻訳に一瞬戸惑った。そして、きっぱりと”crack down”の言葉を採用した。改めて辞書に確かめたら「断固取り締まる」という意味が出てきた。山谷大臣はすかさず「個人の自由は奪えない」とだけ答えた。私は新聞は団体だから「crack down」の対象になるのだと解釈しました。
現政府が財政の破綻という致命的なリスクを賭けて、憲法を歪めることを手始めに諸々のコストを賭けて得ようとしているのは、今までは私は集団的自衛権とTPPの二つだけだと思っていましたが、やはり、尖閣と竹島と北方領土を取り戻す」ということが第一義的に加わってくると思うようになりました。
でも、中国も韓国もロシアも世界屈指の軍事国家です。それら諸国に歯向かうことさえ難儀。そんな鬱屈のはけ口を現政権は内向きに求めるようになり、一般民に向かうのではないでしょうか。日本の大企業たちは世界に羽ばたけるが、今後、翼を持たない一般民が鬱屈した異形の権力に高い消費税を払いながら対峙させられるのだけは御免こうむりたいです。いや、既にそうなっているのかな?