"永野さんはね、内乱になるから、アメリカとね妥協すべきでない” 私はこの文節に注目します。孫崎先生のご指摘の通り永野海軍大臣は個人的に暗殺を恐れていたのでしょう。 「武」に携わる人間の系譜を見て、幕末の武士たちは暗殺を恐れていない。その傾向は支配者になっても変わっていない。大久保利通なんかその適例。伊藤、山形、桂、西園寺(皇族だけど戊辰戦争で最前線に立っている)に移って行く過程で”葉隠れ”が劣化してきた。永野海軍大臣が一踏ん張りして暗殺覚悟で頑張ったらと思うと残念。彼はトップに立っても保身だけのいじけたサラリーマン。天皇にも嘘をつく。そこには武人の誉はない。天皇は冒涜してはならない規範なのにそれに気が付いてもいない。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
"永野さんはね、内乱になるから、アメリカとね妥協すべきでない”
私はこの文節に注目します。孫崎先生のご指摘の通り永野海軍大臣は個人的に暗殺を恐れていたのでしょう。
「武」に携わる人間の系譜を見て、幕末の武士たちは暗殺を恐れていない。その傾向は支配者になっても変わっていない。大久保利通なんかその適例。伊藤、山形、桂、西園寺(皇族だけど戊辰戦争で最前線に立っている)に移って行く過程で”葉隠れ”が劣化してきた。永野海軍大臣が一踏ん張りして暗殺覚悟で頑張ったらと思うと残念。彼はトップに立っても保身だけのいじけたサラリーマン。天皇にも嘘をつく。そこには武人の誉はない。天皇は冒涜してはならない規範なのにそれに気が付いてもいない。