私たち日本人は、「死」に対して鈍感なのか、本来的に諦観しているのか、よくわからない。多分、どちらかであるのでしょう。しかし、諦観しても、自覚して「死」に向き合っている人は少ないのではないか。原因は、個人個人が生きる生き方に信心を置いていない、すなわち宗教心が少ない故に、起因するといえるのではないか。 したがって、外因的影響、「便利になる、安くて済む、利益が出る、技術が進歩する、他国が利用しているものを日本が利用しないという正当性はない」など物質的要因に簡単に支配されてしまう。恐ろしいことには、現実的にあの福島の原発事故を体験しながら、原発から抜け出せない人々が多いのです。特に問題なのは、あの事故の直接的責任者が責任を取ることなく、先頭になって原発を推進しようとしてる関係者、すなわち政治家、官僚、電力業界を巻き込んだ大企業、マスコミなどです。まず国民の声を聴くべきなのに、マスコミなどはデモを積極的に放送をしようともしません。人間というより、畜生餓鬼に成り下がっているといえるかもしれない。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
私たち日本人は、「死」に対して鈍感なのか、本来的に諦観しているのか、よくわからない。多分、どちらかであるのでしょう。しかし、諦観しても、自覚して「死」に向き合っている人は少ないのではないか。原因は、個人個人が生きる生き方に信心を置いていない、すなわち宗教心が少ない故に、起因するといえるのではないか。
したがって、外因的影響、「便利になる、安くて済む、利益が出る、技術が進歩する、他国が利用しているものを日本が利用しないという正当性はない」など物質的要因に簡単に支配されてしまう。恐ろしいことには、現実的にあの福島の原発事故を体験しながら、原発から抜け出せない人々が多いのです。特に問題なのは、あの事故の直接的責任者が責任を取ることなく、先頭になって原発を推進しようとしてる関係者、すなわち政治家、官僚、電力業界を巻き込んだ大企業、マスコミなどです。まず国民の声を聴くべきなのに、マスコミなどはデモを積極的に放送をしようともしません。人間というより、畜生餓鬼に成り下がっているといえるかもしれない。