日本社会で今、暴力への敷居が少しずつ上がってきている。
恨みであるとかの個人的動機ではなきて、政治的動機にもとずくものである。
一つは「ヘイト・スピーチ」の容認だろう。
自分と異質と感じる者に露骨な嫌悪を示し、それへの行動さへ示唆する。
そして今、この流れは政治家に徐々に向かっている。
責任ある立場の政治家が、異なった価値観を持つ政治家を「国賊」というラベルを張り、それが全く批判されない国になっている。「国賊」というラベルが容認されるなら、行動にと思う人が出るのは不思議でない。社会がこういう人の醸成を育成している。
東京都知事選挙の時に、次のツイッターをした、
「細川:「矢でも鉄砲でも持って来いと言ったら、本当に殺されそうになった。SPに護衛され命拾い」の細川発言TWEETしたら、「 あのSPは素晴らしかった」というTWEETが来た。それらしき事があったのだろう。」(2月2
コメント
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孫崎さんの記事や識者のコメントを読んでいると世界は動いているんだということを実感します。この辺を境に相対的にアメリカのプレゼンスは低下していくでしょうね。僕の頭がおかしいんでしょうが、西側のウクライナに対する干渉や右翼の政治的暴力が、すべて一つの線で結ばれている気がしました。ついでにくっつけるなら、現在進行形中の遠隔操作ウイルス事件の検察の体たらくです。なんというか我々は、今まで自明で疑う必要のなかった価値体系を、本格的に見直す時期に来ているのではないかと思います。安倍政権も軍産複合体べったりでは、この先奈落の底に日本を突き落とすことになる気がします。
上記の内在する矛盾に関しては僕はあまり心配していません。両方あるんだということでいいんじゃないでしょうか?
(ID:37803246)
言った者勝ち、権力で圧力をかけ、悪いこともまるで良いことであることのように振る舞い、それがまかりとおる時代ですね。恐ろしい時代です。
(ID:19005377)
暴力やテロはリクルートされているケースが多いですね。勿論、目的はリベラル弾圧ですが。リクルート資金の出し手は潤沢なる裏金ないし基金を保有している団体と言われています。例えば、国境なきテロ集団として悪名高いネオナチ、アルカイダへの資金の出し手は米国の親イスラエル団体やサウジアラビアの情報組織だと多くの証拠でもって説明されています。恐らく、日本にも暴力やテロをリクルートする米国やサウジアラビアにあるような団体や組織があるに違いない。そしてそれら団体や組織は資金を豊富に保有しているに違いない。
日本の議会人がおしなべてリベラルを放棄した今、リベラルを標榜して世の歪みに警鐘を鳴らす役目を期待されるのはマスコミだけど、マスコミがテロのリクルート以前にリクルートされ牙を抜かれてしまっています。
残念ながら、米国と中国と韓国からの連合圧力により変わらされていくしかないのではないでしょうか。