ドイツは二度も世界大戦を起こしておいてやっと目が覚めた(のかな?)愚かな国であり、また、1900年頃には黄禍論などというふとどきな人種差別論の盛んな国であった。また、三国同盟を結んだなかで、日本人の技師たちがドイツへ技術を学びに行ったとき、ひどく冷淡に扱われたという話も読んだことがある。さらに、国民の一部であるユダヤ系ドイツ人をあそこまで憎み、組織的に殺戮した国民である。日本人や他のアジア人を蔑視する傾向は今でも消えていないと思う。べつに敵視することはしないが、まるで日本人より上等な人間であるかのようにドイツ人やドイツという国を崇める孫崎氏の論調にはとてもついていけない。孫崎氏が外交官だったことは疑いようもないが、逆にそのために生の白人を知らないのではないか。私はただのサラリーマンとして、米国の生の男女と知り合い、彼らの企業のなかで永年にわたり競争し、付き合ってきたなかで、いろんな姿を見てきた。雑種のアメリカ人は、生粋のアーリア民族の血を誇るドイツ人には何か不気味な一刻者の気味悪さを感じているようだ。Deutschland über alles in der Welt (全世界の上に立つドイツ)という国歌には他にみられないおごりが感じられる。中国人などはいまでもドイツ人を崇め、それと比較して日本人を批判することによって自分を日本人よりは一段高いと思いたいようだが、日本人は科学技術でも今やドイツに負けていない。ドイツの弱さは思想でも科学技術でも、一直線に凝り固まる傾向があり、英国のような、雑種を認める弾力性にかける。日本人の傾向はやや英国人のそれに近い。といっても、私が知り合いになったロンドン大学の名誉教授は日本人が英国人に近いのではという私の提案には眉をひそめて、いやスペイン人に近いかな?なんてごまかしていたが。要は、人間を国民性と言うようなあやふやな定義で囲うことは無理だ。さすれば、日本はドイツに学べ、なんていうのもひ弱なおベッかでしかなく、必ずドイツ人に裏切られるだろう。必要なのは独立心をもち、自分をある程度信じることだ。
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ドイツは二度も世界大戦を起こしておいてやっと目が覚めた(のかな?)愚かな国であり、また、1900年頃には黄禍論などというふとどきな人種差別論の盛んな国であった。また、三国同盟を結んだなかで、日本人の技師たちがドイツへ技術を学びに行ったとき、ひどく冷淡に扱われたという話も読んだことがある。さらに、国民の一部であるユダヤ系ドイツ人をあそこまで憎み、組織的に殺戮した国民である。日本人や他のアジア人を蔑視する傾向は今でも消えていないと思う。べつに敵視することはしないが、まるで日本人より上等な人間であるかのようにドイツ人やドイツという国を崇める孫崎氏の論調にはとてもついていけない。孫崎氏が外交官だったことは疑いようもないが、逆にそのために生の白人を知らないのではないか。私はただのサラリーマンとして、米国の生の男女と知り合い、彼らの企業のなかで永年にわたり競争し、付き合ってきたなかで、いろんな姿を見てきた。雑種のアメリカ人は、生粋のアーリア民族の血を誇るドイツ人には何か不気味な一刻者の気味悪さを感じているようだ。Deutschland über alles in der Welt (全世界の上に立つドイツ)という国歌には他にみられないおごりが感じられる。中国人などはいまでもドイツ人を崇め、それと比較して日本人を批判することによって自分を日本人よりは一段高いと思いたいようだが、日本人は科学技術でも今やドイツに負けていない。ドイツの弱さは思想でも科学技術でも、一直線に凝り固まる傾向があり、英国のような、雑種を認める弾力性にかける。日本人の傾向はやや英国人のそれに近い。といっても、私が知り合いになったロンドン大学の名誉教授は日本人が英国人に近いのではという私の提案には眉をひそめて、いやスペイン人に近いかな?なんてごまかしていたが。要は、人間を国民性と言うようなあやふやな定義で囲うことは無理だ。さすれば、日本はドイツに学べ、なんていうのもひ弱なおベッかでしかなく、必ずドイツ人に裏切られるだろう。必要なのは独立心をもち、自分をある程度信じることだ。