体制に従属することを本懐とし、規制によって競争の世界に無縁であり、他業界に比して考えられないような高収入が保証されている世界。この世のユートピア世界にあっては、体制、企業に逆らうことは、倒産を意味し、体制に逆らうような事実、例えば小沢デモ、原発反対デモは、石破幹事長の発言どおり、テロであり絶対に報道することは無かった。
社会的事実は、全て報道し、国民の声を聞くのが使命であるのに、体制、企業に都合の悪い事実は全て隠蔽し、国民を体制の都合の良いように誘導する役割しか演じていない。
国内は、多くの国民がわからないのでそれで済むかもしれないが、ことが外国のことになると、隠そうとしても、どんどん海外から情報が得られる時代である。どこかで、マスコミは本来の使命を自覚しないと、一挙にどんでん返しの事態が発生する可能性が大である。栄華をむさぼるものは、いずれ破滅の期が訪れることは世の常である。