tsutomizu のコメント

25日発売、是非購入しますが、今までの孫崎さんのお書きになったものを読んでいれば、おおよその見方考え方は、想像できます。
現時点、現状把握も大切であるが、どのように日本の進むべき道を打開していくべきか、現状の政党を冷徹に当観する必要性を指摘したい。民主党は、自民党より自民党的な人もいれば、連合を足場に活動する人もいて、方向性がまとまることはありません。維新の会は、本質的には、自民党より自民党的であり、自民党の補完勢力になりえても、自民党と対等以上の勢力にはなりえない。みんなの党は、政策の全てが行財政改革であり、一面的には、小泉氏の郵政改革に順ずるところがあり、自民の対抗勢力ではない。生活の党の掲げる政策は、社民党、共産党と大きな差が見られない。このように政党の実態は、対立軸としては、自民党対共産党の対抗軸しか、国民に伝わりません。今回の参院選がしらけてしまい、多くの人たちが棄権しました。選択肢がなく、投票すべき党がなかったことが主因といえます。
常に野党的な立場にあると、攻撃には強いが、組織を守るという気持ちが欠け、自己本位になりがちであり、このハンディを乗り越え、みなの気持ちを纏め上げる人が現れない限り、自民対共産の図式になるのでしょう。共産党が、偏狭性から脱皮できるかどうか。貧困層が増え続けると、現実化の道を辿る可能性は否定できません。近隣諸国とトラブルが絶えない行き過ぎた安倍政権の政策によって、共産党の柔軟性にもよるが、米国の思考範囲が大きく転換することも想像して難くない。

No.1 136ヶ月前

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