ネジレがあれば、鉄のトライアングル「政官財」の独走をチェック、阻止できるが、今回、国民は、自民党に全面的支持信頼を与えてしまいました。「何を遣ってもいいよ」ということです。これからの自民党は、目指す方向ははっきりしていて、国防力の強化であり、競争原理であり、政治的にも。経済的にも、自己目標を完遂しようとします。 米国は既に、政府の力より、多国籍企業の力が上回り、競争原理経済の真っ只中にあり、中国との貿易は米国企業の生命線になっています。このような時に、安部総理が、尖閣問題などで、中国貿易を犠牲にしようとしているのに、大企業の生の声が聞こえてこない。不思議な企業です。日本の国益を損なっているだけでなく、米国にとっても、日中が危険な状況にのめりこもうとしているのは、看過できないことであり、このところ、米国の関係者の来日が続いています。安倍総理が極端に走れば、穏健な二大政党でなく、極端な政党が勢力をもたげてきます。これは、歴史的な事実なのです。自民党は、内部改革の出来ない批判者のいない翼賛政党になってしまったのであろうか。マスコミの低レベル翼賛報道は、ただただ、国民が購入し読み続ける限り、不滅なのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ネジレがあれば、鉄のトライアングル「政官財」の独走をチェック、阻止できるが、今回、国民は、自民党に全面的支持信頼を与えてしまいました。「何を遣ってもいいよ」ということです。これからの自民党は、目指す方向ははっきりしていて、国防力の強化であり、競争原理であり、政治的にも。経済的にも、自己目標を完遂しようとします。
米国は既に、政府の力より、多国籍企業の力が上回り、競争原理経済の真っ只中にあり、中国との貿易は米国企業の生命線になっています。このような時に、安部総理が、尖閣問題などで、中国貿易を犠牲にしようとしているのに、大企業の生の声が聞こえてこない。不思議な企業です。日本の国益を損なっているだけでなく、米国にとっても、日中が危険な状況にのめりこもうとしているのは、看過できないことであり、このところ、米国の関係者の来日が続いています。安倍総理が極端に走れば、穏健な二大政党でなく、極端な政党が勢力をもたげてきます。これは、歴史的な事実なのです。自民党は、内部改革の出来ない批判者のいない翼賛政党になってしまったのであろうか。マスコミの低レベル翼賛報道は、ただただ、国民が購入し読み続ける限り、不滅なのでしょう。