ここでは、主導的な政党(即ち与党や資金力のある政党)のジャーナリズムに対する圧力について論じているが、一方、ジャーナリストの横暴、独断も相当なもので、昔から「書くぞ」とい脅しは常にかなりな影響力を持ってきたのは周知のとおり。ジャーナリストの多くはその故に、言論の暴力団とも言える。したがって、庶民はその2勢力の間で配給された情報を見たり読んだりするだけで、真相をバランス良く知ることはかなり難しい。自分だけ解ったような顔をしているエリートジャーナリストは、幼稚な表現力しかない政治家よりはるかにたちが悪い。自分たちが官僚や政治家になるだけの能力が無かったくせに永年政治家に付き合っているうちに、自分の方が能力があると勘違いして、政治家を馬鹿もの扱いしているのは、全く身の程知らずでみっともないことに気が付いていない。 新聞・雑誌の読者、テレビの視聴者の立場からすると、できるだけジャーナリストの意見・主張が入らない、ただの事実報道だけを読み、解釈は自分で考えるという、自衛手段しかない。
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孫崎享チャンネル
(ID:32175174)
ここでは、主導的な政党(即ち与党や資金力のある政党)のジャーナリズムに対する圧力について論じているが、一方、ジャーナリストの横暴、独断も相当なもので、昔から「書くぞ」とい脅しは常にかなりな影響力を持ってきたのは周知のとおり。ジャーナリストの多くはその故に、言論の暴力団とも言える。したがって、庶民はその2勢力の間で配給された情報を見たり読んだりするだけで、真相をバランス良く知ることはかなり難しい。自分だけ解ったような顔をしているエリートジャーナリストは、幼稚な表現力しかない政治家よりはるかにたちが悪い。自分たちが官僚や政治家になるだけの能力が無かったくせに永年政治家に付き合っているうちに、自分の方が能力があると勘違いして、政治家を馬鹿もの扱いしているのは、全く身の程知らずでみっともないことに気が付いていない。
新聞・雑誌の読者、テレビの視聴者の立場からすると、できるだけジャーナリストの意見・主張が入らない、ただの事実報道だけを読み、解釈は自分で考えるという、自衛手段しかない。