ロシア、米国、NATOの関係がロシアと中国間の外交原則(同盟せず、対抗せず、第三国を対象にしない)に基づくように改まらない限り、ロシアとの真の意味での停戦は結ばれないのではないでしょうか。つまり、NATOの解体がウクライナ問題解決の最も大きなキーとなるのです。 米国のEU諸国やロシアとの関係がロシアと中国の関係と同じようになることを念頭にしてプーチン・ロシアは中国に次ぐ長い国境線を有するウクライナの問題に取り組んでいるのです。 この外交原則はBRICS,上海機構の原則でもあり、世界の大半の国々が受け入れているもので、国連憲章とも調和しているのです。 トランプは世界一国支配の情念を敢えて放棄してMAGAを達成したいわけですから、この際、大人しくプーチンに従うのが得策だと私は思います。
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孫崎享チャンネル
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ロシア、米国、NATOの関係がロシアと中国間の外交原則(同盟せず、対抗せず、第三国を対象にしない)に基づくように改まらない限り、ロシアとの真の意味での停戦は結ばれないのではないでしょうか。つまり、NATOの解体がウクライナ問題解決の最も大きなキーとなるのです。
米国のEU諸国やロシアとの関係がロシアと中国の関係と同じようになることを念頭にしてプーチン・ロシアは中国に次ぐ長い国境線を有するウクライナの問題に取り組んでいるのです。
この外交原則はBRICS,上海機構の原則でもあり、世界の大半の国々が受け入れているもので、国連憲章とも調和しているのです。
トランプは世界一国支配の情念を敢えて放棄してMAGAを達成したいわけですから、この際、大人しくプーチンに従うのが得策だと私は思います。