中庸左派 のコメント

Moon of Alabamaは、トルドーの辞任について、こんなふうに書いた。「トルドーはカナダ国外の人々にとってあまり重要ではなかった。私は彼について書いたことはない。しかし、私は彼の偽りの目覚めぶりを記憶に留めるだろう。それは、コロナ対策の制限に抗議するトラック運転手に対して非常事態権限を行使したのと同じくらい権威主義的だった。」

あぁ、あのこと・・・、私も思い出した。コロナ禍において、西側各国が得体のしれないワクチン強要やロックアウトにより全体主義的抑圧を人々に押し付けていた中で、カナダのトラック運転手達が果敢にそうした全体主義的抑圧に抗議して、トラックデモを敢行していたのを覚えている。私も心ひそかに拍手と連帯感を持って眺めていた。

あの勇気あるトラック野郎達を弾圧したのが、そうか、トルドーだったか。

また、Moon of Alabamaはトルドー辞任に関して、次のXへの投稿を引用している。

-------引用ここから-------

トルドーの恐怖政治はついに終わりを迎えようとしています。過去 9 年間で多くのカナダ人が生活が劇的に変わり、貯蓄は底をつき、健康は損なわれました。無力感と絶望感に襲われ、私たちの多くは子供たちを守るために他国に逃げました。トルドーの辞任で彼が引き起こしたすべての被害が帳消しになるわけではありませんが、これは素晴らしいスタートであり、私たち全員が知っていて愛していたカナダを破壊した、破壊的で分裂的なリベラル政策の終焉の始まりとなることを願っています。今年も私たちの愛するすべてのカナダ人に神のご加護があり、善が悪に打ち勝ちますように。

-------引用ここまで-------

https://x.com/Countrysideruss/status/1876546943645585812?t=DIJX99FCTbq3aV6rXh5vRg&s=09

この投稿をした方は、今ロシアに住んでいるという。

トルドー辞任に際して、「世界の主要な民主主義諸国は、ますます不安定化に直面している」と宣うのはグローバリスト達だろう。もっと言うなら、DSだろうし、軍産複合体だろうし、金融資本だろうし、戦争屋だろう。彼らは、人権だの、LGBTQだの、自由民主主義だの、様々な美しく装飾した皮を被りながら、その実は戦争を煽り、戦争から利益を引き出す特権的エリート達だ。ツケは全て庶民に回す。

思うに“民主主義“は不断に鍛え、磨き抜かれなければ、維持できないものだろう。従って、“民主主義“を自認した時点でもはや形骸化したものになっているのではないか?選挙や代議制は民主主義を確実に保証するものではないだろう。

エマニュエル・トッド氏は、西洋を「リベラル寡頭制」と喝破したが、西側はそんな自覚はまるでなく、自由民主主義というセルフイメージに基づき西側以外に対して上から目線で説教を垂れる度しがたい勘違いぶりだ。そんな国々の首相がまた一人失脚した。溜飲が下がる思いだ。

No.5 19時間前

このコメントは以下の記事についています

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

孫崎享チャンネル

孫崎享チャンネル

月額
¥110  (税込)
このチャンネルの詳細