私は米国かぶれの高校生でしたが、エジプトのナセルがスエズ運河を国有化した時はそれに感動したのを覚えてます。それ以来ずっと反イスラエルです。 ナセルの中東戦争は散々の敗北でしたが、あの時のイスラエル軍はとても強かった。イスラエル軍の優秀な兵器と高い士気がナセル軍を圧倒しました。その後、米国が中東問題に介入してきてアラビア半島に安定をもたらすどころか混乱し始めて今日に至っています。理由はただ一つ。米国の利益。分かりやすく言えば、米国資本の利益率が米国の行動の原理だからです。もっと分かりやすく言えば、米国に従う兵は全部傭兵なのです。そこには理性はゼロ。燃え盛る理念は全くない。 アサドの退位が先生がおっしゃるイスラム原理主義的大シリア解放機構をもたらしたのであれば、私の期待(アラブ合衆国の創設)に沿って事態が推移して行くかもしれません。ナセルの果たせなかった夢が実現するかもしれません。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
私は米国かぶれの高校生でしたが、エジプトのナセルがスエズ運河を国有化した時はそれに感動したのを覚えてます。それ以来ずっと反イスラエルです。
ナセルの中東戦争は散々の敗北でしたが、あの時のイスラエル軍はとても強かった。イスラエル軍の優秀な兵器と高い士気がナセル軍を圧倒しました。その後、米国が中東問題に介入してきてアラビア半島に安定をもたらすどころか混乱し始めて今日に至っています。理由はただ一つ。米国の利益。分かりやすく言えば、米国資本の利益率が米国の行動の原理だからです。もっと分かりやすく言えば、米国に従う兵は全部傭兵なのです。そこには理性はゼロ。燃え盛る理念は全くない。
アサドの退位が先生がおっしゃるイスラム原理主義的大シリア解放機構をもたらしたのであれば、私の期待(アラブ合衆国の創設)に沿って事態が推移して行くかもしれません。ナセルの果たせなかった夢が実現するかもしれません。