中庸左派 のコメント

個人的に、全く理解に苦しむ用語に「シーレーン防衛」というものがある。

例えば、何故「台湾有事」が問題か?曰く、「台湾有事」により周辺海域が封鎖され、海上輸送路が影響を受ける、と。

しかし、それなら、遠回りすればよいだけ。

現に、今まさに紅海はフーシ派により「封鎖」されていて、日本の商船を含めて各国が迂回輸送しているではないか?それで日本は破滅の淵に立っているか?否、そこまで、ヒドイ窮乏には全くなっていない。

勿論、輸送コストが嵩むし、物価高に繋がる好ましくない事態である。だが、その回避のために、例えば、日本が台湾有事に軍事介入するのか?それこそ、そんなことはあってはならない。

戦争で失われる命を無くすためなら、高いコストは支払うべきだ。海上輸送は遠回りすれば、それで済むハナシ。

台湾周辺で、中台が仮に戦争状態に陥ったとしても、日本は一切関係ない。介入してはならない。中台の内政問題であるから、日本は停戦とか、和解の仲介をする程度の関わりにとどめるべきだ。軍事介入は言語道断である。

それにしても、今回の海自護衛艦の台湾海峡航行だが、本文には「日本の歴代政権はこれまで、中国側の反発を考慮し、海自艦艇による台湾海峡の通過を控えてきた。」とあり、一方、「米国やカナダなどの各国軍艦は「航行の自由」をアピールするため、台湾海峡を定期的に通過している。ドイツの軍艦は今年9月、22年ぶりに台湾海峡を通過した。」とある。

これは、明らかにアメリカ帝国の指図による挑発行為だ。アメリカ帝国に言われて、唯々諾々と従う情けない日本のイメージが浮かぶ。

「台湾有事」は、我々には一切関係ない中国の内政問題である。「ウクライナのような自殺行為を次にする国は、日本しかない」と言われているのを、日本のB層は知らないだろう。「台湾有事」は「日本有事」とか、中国や北朝鮮の脅威とか、具体性に欠けるイメージ先行、プロパガンダ先行の刷り込みに洗脳されているB層は多い。結果的に自ら進んで戦争に突撃するようにアメリカ帝国に操られはしないだろうか?心配は尽きない。

https://x.com/ShortShort_News/status/1667856121737121794?t=L05J2NnpN-rtHK3WqGKGmg&s=09

No.2 2ヶ月前

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