p_f のコメント

> インディアンを虐殺しても平気であった時代と酷似している...奪っていい土地、抑えていい民族に日本がはいっていないか。

仮に朝ナマで孫崎さんが このように切り出せば、また親米右翼どもがギャーギャー喚いて火消しに躍起になる。日本は、米欧人が奪っていい土地、抑えていい民族に入っている―これも日本では言ってはいけないタブーだからだ。何故なら、米欧にとって日本人大衆は騙され続けてナンボの茹でガエルでしかないからだ。
本多氏は「アメリカ合州国」の後に「殺される側の論理」を出しておられるが、「騙される側の論理」という著作はない。騙される者には無知と「善意」しかなく、論理もクソもないからだろう。だが、「殺される側の論理」には<無知と「善意」が虐殺する>という項がある。実際に現場で虐殺行為に及ぶのは「騙され易い者」でもあるに違いない―「自分の頭で考えない者」と言い換えることもできそうだ。
一方、今日まで続く米欧/イスラエルの非道とは別に、過去を見れば日本も全く褒められたものでない。また、同じことが当て嵌まる時代が中国、韓国にもあるのでないか。ロシアにしてもそうだろう。ポーランドの友人曰くの「私たちはロシア『人』を全く好きになれないのです」はその所為だと私は思っている。「カティンの森の虐殺」などよりずっと前の、ポーランド貴族がまだ健在だった頃からのことだろう。この友人にある時、トルコ建国の父、ケマル・アタチュルクを話題にした際、「アタチュルクが一体どんな酷い事をしでかしたか、貴方はよく学ぶ必要があるでしょう」と言われてしまった。また、ウン十年前にトルコを旅行した際、親日的な現地の若者が「しかしねぇ、『じゃあオスマントルコの非道はどうなのだ?!』ってことだよ...」―何の話だったか忘れたが。
先日、とある本の書評に次の一文があった-

「新入社員は自社の過去の過ちについて謝罪する必要があるのか...自分の国の過去の加害行為について謝罪することはできるのか...」

No.5 6ヶ月前

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