ネグリを読んでいるのなら話は早い。3月にモスクワのコンサート会場を襲撃したイスラム国って、まさにマルチチュードじゃないですか。
米国が襲撃の情報を事前につかんでロシアに警告していたというオチまでついてて、この領域では米露は今も協調していることが明らかになりましたよね。

ロシアでは、モスクワやサンクトペテルブルクに住む支配層の子弟はほとんど戦争で死なず、貧しい連邦構成国の若者が経済徴兵され、いのちを大事にしないロシアの作戦でどんどん死んでいるというはなしですよね。（あとは、囚人を兵隊にしたり、さらに他国の出稼ぎ労働者をなかば騙して兵隊に）。
イスラム国襲撃に影響を受けて、北カフカスではテロが多発しているそうですよ。北カフカスってのは、帝政ロシア時代に侵略したところですね。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80328470W4A420C2FF8000/

米国の対ウクライナ援助も始まり、少なくとも一方的なロシア軍に5月攻勢、6月攻勢はなくなりました。今後はマルチチュードにプーチンが追いつめられはじめ、ロシア国内がガタガタであることが明らかになるだろうとおもいますよ。

経済的に奈落に落ちつつある中共も、南シナ海だの台湾だのに気をとられていると、国内のマルチチュードの大反乱がはじまることでしょう。