ウクライナに侵攻したのは、間違いなくロシアであり、ロシアの正義に合致した条件で停戦交渉できるかどうか。 ウクライナ側に残されているのは、ロシアの停戦条件に合意できるかどうか。 ①合意できれば停戦交渉に臨むべきでしょう。 ②合意できなければ、降伏せざるを得なくなるまで戦うしかない。 もっと複雑化させていることは、NATOがロシアとの敵対関係をどの様に精算できるかが絡み、ウクライナだけで判断できなくなっている。もともとウクライナのNATO加入問題が存在したが、北欧2か国のNATO加盟はロシアの想定外であり、ロシアの戦略が想定外の方向に展開しているともいえる。停戦は望ましいが、条件が双方に納得できる範囲で交渉できるかは相当の困難が伴うというべきでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ウクライナに侵攻したのは、間違いなくロシアであり、ロシアの正義に合致した条件で停戦交渉できるかどうか。
ウクライナ側に残されているのは、ロシアの停戦条件に合意できるかどうか。
①合意できれば停戦交渉に臨むべきでしょう。
②合意できなければ、降伏せざるを得なくなるまで戦うしかない。
もっと複雑化させていることは、NATOがロシアとの敵対関係をどの様に精算できるかが絡み、ウクライナだけで判断できなくなっている。もともとウクライナのNATO加入問題が存在したが、北欧2か国のNATO加盟はロシアの想定外であり、ロシアの戦略が想定外の方向に展開しているともいえる。停戦は望ましいが、条件が双方に納得できる範囲で交渉できるかは相当の困難が伴うというべきでしょう。