ローマ教皇の発言はゼレンスキーに向けられたものだろうが、同時にゼレンスキーを傀儡に据えてイカサマな対ロシア戦争を仕掛けた西側(DS)への批判も込められているのだろう。だが、そんな事情を知らない人間、特に一億総「ロシア叩き/ウクライナ支援」の国民などが聞けば、かつて戦時中、平和主義者を「非国民め!」「国賊め!」と排除した時と同じ感情が滾るだけでないか。 > ウクライナ戦争の大きな背景は、ウクライナ戦争で米欧の軍需産業は莫大な利益を得、彼らが欧米の政策に影響を与えていることにある。 これを広く理解させた上でない限り、DSメディアに誘導されたゾウリムシの如き単細胞の大衆は、係る教皇発言を罵倒するだけだろう。それを非難する唯の平和主義者との間で飽きずに水掛け論を繰返すだけだ。「朝ナマ」状態ということだ。 RT 13 Mar, 2024 プーチン、ウクライナとの和平交渉の条件を提示 https://www.rt.com/russia/594196-russia-putin-ukraine-peace-talks/ 交渉は「願望」よりも現実に基づいて行われるべきだとロシア大統領は述べた- ロシアはウクライナ紛争終結に向けて和平交渉に応じる用意があるが、ロシア国家の安全を保証する有意義な対話を模索しており、交渉がキエフに再軍備の機会を与えるためのものではないことを確認したいとウラジーミル・プーチン大統領は述べた。 同氏は水曜日、ジャーナリストのドミトリー・キセリョフとのインタビューで、ロシアは交渉を再開する用意があるかという質問に答えた。プーチンは、モスクワは交渉に前向きだと述べた。 「我々は交渉の準備ができているか?そう、準備はできている。しかし、真剣な交渉に対してだけだ。交渉は、向精神薬を使用した後に思い付いた希望リストに基づくものではなく...現実に基づかねばならない」と同氏は説明した。 「彼ら(ウクライナ)が弾薬を使い果たしているという理由だけで」今交渉するのは「馬鹿々々しい」だろうとプーチンは述べたが、米国による600億ドルの対ウクライナ支援策が米国議会で行き詰まっていることから、キエフの主要な支援国である米国からの支援が減退していることに言及したとみられる。 「しかし、我々は真剣に話し合う準備ができており、全ての紛争、特にこの紛争を平和的手段で解決したいと考えている。しかし、これは敵が望む再軍備のための一時的な停戦ではなく、ロシア連邦の安全保障を伴う真剣な対話であることを我々は明確に理解しなければならない」 ウクライナのピョートル・ポロシェンコ前大統領とドイツのアンゲラ・メルケル元首相は、2014年にモスクワが調停されたミンスク協定が、マイダン・クーデターによって引き起こされた武力衝突をきっかけにキエフ軍が再軍備するために特に利用されたことを認め、これによって最終的にクリミアはロシア連邦に加盟した。 先月、米国のジャーナリスト、タッカー・カールソンとの会話の中で、プーチンは、ロシアは引き続きウクライナとの交渉の用意があるが、交渉を行うためには、ゼレンスキー大統領がモスクワとの交渉を禁じる大統領令を撤回することも必要だと繰り返した。 ロシアとウクライナの間の有意義な和平交渉は2022年3月に決裂し、双方は互いに非現実的な要求をしていると非難した。 その後、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領曰く、ウクライナの代表団は当初、トルコでの会談でロシア側の条件の一部に合意していたが、その後 突然合意を反故にした。 イスタンブールでのウクライナの首席交渉官であったダビド・アラハミアが暴露したところによると、当時の英国首相ボリス・ジョンソンが会談の失敗を画策する上で極めて重要な役割を果たしたという。アラハミアによれば、当時のジョンソンはウクライナ側に「とにかく戦いを続けよう」とだけ伝え、ロシアとは何も調印しないよう促したという。ジョンソンは和平交渉の頓挫に関与したことを否定している。 モスクワとキエフの協議が決裂してからも、ロシアは有意義な和平交渉に前向きであることを繰り返し強調し、外交的打開策がないのはウクライナ当局の所為だと非難している。
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ローマ教皇の発言はゼレンスキーに向けられたものだろうが、同時にゼレンスキーを傀儡に据えてイカサマな対ロシア戦争を仕掛けた西側(DS)への批判も込められているのだろう。だが、そんな事情を知らない人間、特に一億総「ロシア叩き/ウクライナ支援」の国民などが聞けば、かつて戦時中、平和主義者を「非国民め!」「国賊め!」と排除した時と同じ感情が滾るだけでないか。
> ウクライナ戦争の大きな背景は、ウクライナ戦争で米欧の軍需産業は莫大な利益を得、彼らが欧米の政策に影響を与えていることにある。
これを広く理解させた上でない限り、DSメディアに誘導されたゾウリムシの如き単細胞の大衆は、係る教皇発言を罵倒するだけだろう。それを非難する唯の平和主義者との間で飽きずに水掛け論を繰返すだけだ。「朝ナマ」状態ということだ。
RT 13 Mar, 2024
プーチン、ウクライナとの和平交渉の条件を提示
https://www.rt.com/russia/594196-russia-putin-ukraine-peace-talks/
交渉は「願望」よりも現実に基づいて行われるべきだとロシア大統領は述べた-
ロシアはウクライナ紛争終結に向けて和平交渉に応じる用意があるが、ロシア国家の安全を保証する有意義な対話を模索しており、交渉がキエフに再軍備の機会を与えるためのものではないことを確認したいとウラジーミル・プーチン大統領は述べた。
同氏は水曜日、ジャーナリストのドミトリー・キセリョフとのインタビューで、ロシアは交渉を再開する用意があるかという質問に答えた。プーチンは、モスクワは交渉に前向きだと述べた。
「我々は交渉の準備ができているか?そう、準備はできている。しかし、真剣な交渉に対してだけだ。交渉は、向精神薬を使用した後に思い付いた希望リストに基づくものではなく...現実に基づかねばならない」と同氏は説明した。
「彼ら(ウクライナ)が弾薬を使い果たしているという理由だけで」今交渉するのは「馬鹿々々しい」だろうとプーチンは述べたが、米国による600億ドルの対ウクライナ支援策が米国議会で行き詰まっていることから、キエフの主要な支援国である米国からの支援が減退していることに言及したとみられる。
「しかし、我々は真剣に話し合う準備ができており、全ての紛争、特にこの紛争を平和的手段で解決したいと考えている。しかし、これは敵が望む再軍備のための一時的な停戦ではなく、ロシア連邦の安全保障を伴う真剣な対話であることを我々は明確に理解しなければならない」
ウクライナのピョートル・ポロシェンコ前大統領とドイツのアンゲラ・メルケル元首相は、2014年にモスクワが調停されたミンスク協定が、マイダン・クーデターによって引き起こされた武力衝突をきっかけにキエフ軍が再軍備するために特に利用されたことを認め、これによって最終的にクリミアはロシア連邦に加盟した。
先月、米国のジャーナリスト、タッカー・カールソンとの会話の中で、プーチンは、ロシアは引き続きウクライナとの交渉の用意があるが、交渉を行うためには、ゼレンスキー大統領がモスクワとの交渉を禁じる大統領令を撤回することも必要だと繰り返した。
ロシアとウクライナの間の有意義な和平交渉は2022年3月に決裂し、双方は互いに非現実的な要求をしていると非難した。
その後、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領曰く、ウクライナの代表団は当初、トルコでの会談でロシア側の条件の一部に合意していたが、その後 突然合意を反故にした。
イスタンブールでのウクライナの首席交渉官であったダビド・アラハミアが暴露したところによると、当時の英国首相ボリス・ジョンソンが会談の失敗を画策する上で極めて重要な役割を果たしたという。アラハミアによれば、当時のジョンソンはウクライナ側に「とにかく戦いを続けよう」とだけ伝え、ロシアとは何も調印しないよう促したという。ジョンソンは和平交渉の頓挫に関与したことを否定している。
モスクワとキエフの協議が決裂してからも、ロシアは有意義な和平交渉に前向きであることを繰り返し強調し、外交的打開策がないのはウクライナ当局の所為だと非難している。