teleSUR 24 February 2024

「イスラエルはガザで大量虐殺を行っている」： ルーラ大統領が再び発言
https://www.telesurenglish.net/news/Israel-Commits-Genocide-in-Gaza-President-Lula-Says-Again-20240224-0001.html

ブラジルの国家元首は、シオニスト政府とブラジルの外交危機の中で、自分の「尊厳を欺瞞と」交換するつもりはないとも指摘した－

ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領は、昨日リオデジャネイロで開かれたイベントで、「イスラエル政府がパレスチナの人々にやっていることは戦争ではなく、女性や子供を殺している大量虐殺だ」と断言した。

「これは大量虐殺だ。何千人もの子供たちが死に、何千人もの行方不明者がいる。死んでいるのは兵士ではなく、病院にいる女性や子供たちだ。これが大量虐殺でないなら、大量虐殺とは何なのか分からない！」ブラジルの国家元首は、ブラジルとイスラエルの外交危機が始まって以来、初めての公的デモで強調した。

ルーラ氏はまた、イスラエルのイスラエル・カッツ外相によるここ数日の非難に対して、自分の「尊厳を欺瞞と」交換するつもりはないと指摘した。

ダ・シルヴァ氏はまた、ガザの子供たち、女性たちが食事はおろか、ミルク一杯も飲めずに寝ることは容認できないと述べ、シオニスト政権によるパレスチナ占領地における人道危機をそのように批判した。

ルーラ氏はまた、今週金曜日、「イスラエルと共存」できる「自由で主権ある」パレスチナ国家を擁護し、「今日、国連安全保障理事会は何も代表しておらず、如何なる決定も下さず、平和のためにすべきことを何もしていない」と批判した。

同大統領は、今日、世界には偽善が多く、政治が殆ど機能していないと指摘し、その意味で、今日、世界での如何なる戦争も容認できないことを想起した。

2月のアフリカ連合首脳会議に参加した後、ルーラ大統領は、「非常に準備の整った軍隊と女性や子供たちとの」対立は、「ヒトラーがユダヤ人の殺害を決定した時」を除いて、歴史上かつて起こったことはないと考え、このようにガザの状況を第二次世界大戦中のナチスのホロコーストと比較した。