中庸左派 のコメント

 個人的には自公政権にはウンザリしている。自公政権に白紙委任して、政権交代なき、緊張感なき腐敗堕落政権を野放しにしたのはB層有権者である。責任とれ、と怒鳴りつけたいくらいである。

 加えて、基本的に今の自公政権は対米追従の隷属傀儡政権であろう。独立自尊の日本は微塵も感じられない。

 この点から考えると日本政治の悪弊、旧弊は政権交代無き自公政権とアメリカ帝国への追従傀儡(日米安保体制)にあると私は考えている。

 だから、政権交代とアメリカ帝国への闇雲な隷従からの脱却こそが、日本政治のニ大課題だろう。本来は、こういうニ大課題が国民に広く共有されて、政権選択等における争点になっていることが望ましい。しかし、現実にはなかなかそこまでいくのは難しいだろう。

 最近、アマゾンプライムで『沈黙の艦隊』を見ている。かわぐちかいじ氏の漫画を実写化したものだ。この漫画では物語のポイントとして対米隷属の問題を取り上げている。原作漫画は30年ほど前のものだが、今、アメリカ帝国の覇権崩壊が進む中、むしろ今の時代こそ、その問題提起が光っているように思える。

 日本を取り巻く世界は大きく変わろうとしている。アメリカ帝国ら西側の没落、一方の中露をリーダーとするグローバルサウスの台頭が基本的アウトラインだろう。その流れの中で、集団的自衛権とか、日米安保体制がもはや時代錯誤になりつつあるのではないか?

 今、丁度、『沈黙の艦隊』はその点を突いているとは思うが、どれだけの人に響いたのか、心許ない。

 日本は未だに腐敗堕落した自公政権に嫌気がさす一方、政権交代への胎動すら感じることが出来ない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d47e630ae8efc8bf46cc89ffe921ad271fd7e17

「自民支持率“最低”の 24% 野党は受け皿になれず」

 十年一日のごとき、自民党補完勢力、B層有権者は野党を「育てる」ことを放棄した無責任ぶり。自公政権に変わる野党を国民が育てなくて、誰が育てるのか?

No.14 10ヶ月前

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