RT 25 Jan, 2024

西側国民はウクライナに「うんざり」－ロシアのトップスパイ
https://www.rt.com/russia/591292-west-tired-ukraine-naryshkin/
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抵抗の高まりに直面し、米国とその同盟国は恐怖を煽るようになった、とセルゲイ・ナリシキン氏が語った－

ロシア対外情報庁（SVR）の長官セルゲイ・ナリシキン氏は木曜日、西側諸国の人々はウクライナ紛争に幻滅していると語った。

西側諸国は現在、NATOへの「ロシアによる侵攻」という幻の脅威を誇張することで、国民の支持を集めようとしている、とナリシキン氏はスプートニクのインタビューに答えた。

世論調査の結果、「これらの国の国民がウクライナ危機にうんざりしていることは明らかだ」とナリシキン氏は述べた。「ロシアに対する勝利の可能性を信じている人は殆どいない」

ゼレンスキー大統領「一味」への「全く莫大な」財政援助の継続を望む人々は、ロシア調査庁長官によれば、更に少ないという。「そして、なぜ西側諸国の国民がこのために苦しまなければならないのか、誰も理解していない」

EU諸国の産業は、ロシアのエネルギー輸入の禁輸措置により、過去2年間、大きな打撃を受けている。最近の報道では、何百万人もの英国住民が電気代に苦しんでいる。

ロシアの推計によれば、米国とその同盟国は過去2年間にウクライナに2030億ドル以上の援助を行っている。これには武器、弾薬、装備から政府職員の給与まで、あらゆるものが含まれている。

ナリシキン氏によれば、自国民がこのような援助を継続することに消極的になっていることを前にして、西側諸国政府は自国への「ロシアによる侵略の可能性」について語り、恐怖を煽るという試行錯誤のテクニックを使っているという。

NATOの好戦的な言説もまた、ロシアに対する「ハイブリッド戦争」の一部であり、モスクワを威嚇してウクライナでの軍事作戦の目的を放棄させようとしている、と同SVR長官は述べ、そのような展開はあり得ないと言及した。

モスクワは西側諸国に対し、キエフに武器を供給し続ければ、紛争に参加することになり、それに伴うあらゆる結果を招くことになると繰り返し警告してきた。ロシアはまた、ウクライナ軍が一般市民に対して行った残虐行為に関与した者（西側人を含む）は、裁きを免れないと通告している。