ユーラシア大陸を鳥瞰するとき、ロシア、イラン、中国という大国が各々違った目的をもって相手国を「侵略」「テロ」という手段を使って遂行しているという厳然たる事実に直面する。 例1。ロシアの場合(侵略行為) ロシア民族主義を達成するためには、ウクライナの併合は絶対に欠かせない。併合なくしてはNATOと対抗できないとみていたのでしょう。 例2.イランの場合(支援組織を使ったテロ行為) 中東の中で盟主として覇権君臨するためには、最終的な相手国のサウジアラビアよりイスラエルの存在が大きく、中近東左翼集団のハマス、フーシ派、ヒズボラなどに支援し軍事力を強化させてきた。イスラエルを倒せば自ずからサウジを抑え中近東の盟主になると考えているのでしょう。 例3.中国の場合(話し合いから侵攻迄手段の幅を持っている) インド太平洋の盟主としての地位を確立するためには、台湾を併合することは不可欠であり、絶対的にやり遂げなければならない共産党政権の第一段階の目標に過ぎない。 目的は違っていても、「他国を併合とか倒す」ということであり、軍事力を使う手段であり、世界がこのような軍事力を使った手段に対し、「現状変更を許さない」という声を大きくしていくべきなのでしょう。一国では声が届きにくく多くの国が声を集めて反対し、抗議していくべきなのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ユーラシア大陸を鳥瞰するとき、ロシア、イラン、中国という大国が各々違った目的をもって相手国を「侵略」「テロ」という手段を使って遂行しているという厳然たる事実に直面する。
例1。ロシアの場合(侵略行為)
ロシア民族主義を達成するためには、ウクライナの併合は絶対に欠かせない。併合なくしてはNATOと対抗できないとみていたのでしょう。
例2.イランの場合(支援組織を使ったテロ行為)
中東の中で盟主として覇権君臨するためには、最終的な相手国のサウジアラビアよりイスラエルの存在が大きく、中近東左翼集団のハマス、フーシ派、ヒズボラなどに支援し軍事力を強化させてきた。イスラエルを倒せば自ずからサウジを抑え中近東の盟主になると考えているのでしょう。
例3.中国の場合(話し合いから侵攻迄手段の幅を持っている)
インド太平洋の盟主としての地位を確立するためには、台湾を併合することは不可欠であり、絶対的にやり遂げなければならない共産党政権の第一段階の目標に過ぎない。
目的は違っていても、「他国を併合とか倒す」ということであり、軍事力を使う手段であり、世界がこのような軍事力を使った手段に対し、「現状変更を許さない」という声を大きくしていくべきなのでしょう。一国では声が届きにくく多くの国が声を集めて反対し、抗議していくべきなのでしょう。