我々日本人はロシアの侵略というマンガ的妄想から脱却するべきだ。 >日本は、ロシアの侵略により中国が台湾に対して同様の行動をとる可能性があることを懸念 そもそも論として、現状のロシアによる特別軍事作戦を評価するなら、当初からプーチン大統領が述べていたように、「領土的野心」なるものは無かった、ということが明白だ。 ロシアの特別軍事作戦は侵略でもなんでもなく、NATO東方拡大阻止と内戦状態であったウクライナ国内の露系ウクライナ人の防衛のための正当な行為であった。 即ち、正当な理由がある軍事力行使であった。プーチン大統領の発言を少し長いが引用する。 http://en.kremlin.ru/events/president/news/72994 「目標を達成すれば平和が訪れるでしょう。さて、これらの目標に戻りましょう。それらは変わっていません。非ナチス化、非武装化、そしてウクライナの中立的地位というものを、私たちがどのように定式化したかを思い出していただきたいと思います。」 「2014年の国家クーデター後、彼らがウクライナと正常な関係を築くのを阻止するために武力を行使するであろうことが明らかになりました。アメリカ人が公然と認めたように、彼らは何の躊躇もなく、あの州クーデターに50億ドルを費やした。 2014年、ヨーロッパの3人の外相(ポーランド、ドイツ、フランス)が政府(ヤヌコービッチ大統領)と反政府勢力との間の合意の保証人として署名するために(ウクライナへ)行った。彼らは意見の相違を平和的に解決することに同意した。2日後、彼らはクーデターを実行した。なぜ彼らはそんなことをしたのでしょうか?彼らは次の選挙に出馬して勝つこともできたかもしれない。しかし、そうではありません。彼らはすぐにそれを望んでおり、対立を引き起こしたかったのです。それが理由です。 誰がやったの?私たちのアメリカ人の「仲間」です。そして、政府と反政府勢力との間の協定に保証人として署名したヨーロッパ人は、それについて何も知らないふりをした。今日、ヨーロッパでこのことを覚えている人はいるかと尋ねると、いいえ、覚えていません。しかし、私たちは忘れていませんし、これからも忘れません。 それが、国境に忍び寄り、ウクライナをNATOに引きずり込みたいという燃えるような衝動と相まって、これらすべてが悲劇を引き起こしたのです。さらに、ドンバスでは8年間にわたり流血事件が続いている。これらすべてが総合されて、私たちが現在経験している悲劇を引き起こしました。彼らは私たちにこれらの行動を取ることを強制しました。」 我々日本人は「ロシアの侵略」という妄想に侵されてはならない。なぜなら、理由もなくある日突然他国が攻めてくるというのは、マンガやアニメ、アメリカ帝国の映画の世界の妄想に過ぎない。マンガ的妄想により、ありもしないロシア脅威論は防衛費増額や無駄な武器購入を誘引するだけで、百害あって一利無し。 同様に中国侵略論を真顔で語るヒトに聞いてみるとよい。 「中国はなんのために日本に攻め込むのか?」と。「そこになんのメリットがあるのか?」と。答えは予想がつくが、それは現実離れしたマンガ的妄想に過ぎないものであろう。 現実にはアメリカ帝国が中国による台湾統一に介入しなければ、戦争になる余地はないではないか。 基本的に世界は「性善説」で動いていると考えている。普遍的常識や契約といった信頼関係に負う性善説はなにも非常識な空論でなく、現実論である。 妄想から始まった考えが正しいわけがない。従って、ロシア脅威論とか中国侵略論から始まった防衛費増額や防衛増税は誤りなのである。無意味でムダな浪費なのである。 >ワシントンの備蓄を埋め戻すことになる 少なくとも、ウクライナの一部がロシアに併合されようと、日本の国益にはなんの関係もない。 だが、ウクライナとロシアの戦争が続くことは、経済制裁の負の影響や資源高を招き、物価高となって日本人の生活を直撃している。従って、ロシア、ウクライナの停戦和平は日本の国益に適う。 ウクライナに寄付したり、まして武器支援やアメリカ帝国の武器備蓄を穴埋めするなど、戦争継続を推進する愚かこの上ない行為である。怒りを覚える。日本人はどこまで愚かになるのだろうか?
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我々日本人はロシアの侵略というマンガ的妄想から脱却するべきだ。
>日本は、ロシアの侵略により中国が台湾に対して同様の行動をとる可能性があることを懸念
そもそも論として、現状のロシアによる特別軍事作戦を評価するなら、当初からプーチン大統領が述べていたように、「領土的野心」なるものは無かった、ということが明白だ。
ロシアの特別軍事作戦は侵略でもなんでもなく、NATO東方拡大阻止と内戦状態であったウクライナ国内の露系ウクライナ人の防衛のための正当な行為であった。
即ち、正当な理由がある軍事力行使であった。プーチン大統領の発言を少し長いが引用する。
http://en.kremlin.ru/events/president/news/72994
「目標を達成すれば平和が訪れるでしょう。さて、これらの目標に戻りましょう。それらは変わっていません。非ナチス化、非武装化、そしてウクライナの中立的地位というものを、私たちがどのように定式化したかを思い出していただきたいと思います。」
「2014年の国家クーデター後、彼らがウクライナと正常な関係を築くのを阻止するために武力を行使するであろうことが明らかになりました。アメリカ人が公然と認めたように、彼らは何の躊躇もなく、あの州クーデターに50億ドルを費やした。
2014年、ヨーロッパの3人の外相(ポーランド、ドイツ、フランス)が政府(ヤヌコービッチ大統領)と反政府勢力との間の合意の保証人として署名するために(ウクライナへ)行った。彼らは意見の相違を平和的に解決することに同意した。2日後、彼らはクーデターを実行した。なぜ彼らはそんなことをしたのでしょうか?彼らは次の選挙に出馬して勝つこともできたかもしれない。しかし、そうではありません。彼らはすぐにそれを望んでおり、対立を引き起こしたかったのです。それが理由です。
誰がやったの?私たちのアメリカ人の「仲間」です。そして、政府と反政府勢力との間の協定に保証人として署名したヨーロッパ人は、それについて何も知らないふりをした。今日、ヨーロッパでこのことを覚えている人はいるかと尋ねると、いいえ、覚えていません。しかし、私たちは忘れていませんし、これからも忘れません。
それが、国境に忍び寄り、ウクライナをNATOに引きずり込みたいという燃えるような衝動と相まって、これらすべてが悲劇を引き起こしたのです。さらに、ドンバスでは8年間にわたり流血事件が続いている。これらすべてが総合されて、私たちが現在経験している悲劇を引き起こしました。彼らは私たちにこれらの行動を取ることを強制しました。」
我々日本人は「ロシアの侵略」という妄想に侵されてはならない。なぜなら、理由もなくある日突然他国が攻めてくるというのは、マンガやアニメ、アメリカ帝国の映画の世界の妄想に過ぎない。マンガ的妄想により、ありもしないロシア脅威論は防衛費増額や無駄な武器購入を誘引するだけで、百害あって一利無し。
同様に中国侵略論を真顔で語るヒトに聞いてみるとよい。
「中国はなんのために日本に攻め込むのか?」と。「そこになんのメリットがあるのか?」と。答えは予想がつくが、それは現実離れしたマンガ的妄想に過ぎないものであろう。
現実にはアメリカ帝国が中国による台湾統一に介入しなければ、戦争になる余地はないではないか。
基本的に世界は「性善説」で動いていると考えている。普遍的常識や契約といった信頼関係に負う性善説はなにも非常識な空論でなく、現実論である。
妄想から始まった考えが正しいわけがない。従って、ロシア脅威論とか中国侵略論から始まった防衛費増額や防衛増税は誤りなのである。無意味でムダな浪費なのである。
>ワシントンの備蓄を埋め戻すことになる
少なくとも、ウクライナの一部がロシアに併合されようと、日本の国益にはなんの関係もない。
だが、ウクライナとロシアの戦争が続くことは、経済制裁の負の影響や資源高を招き、物価高となって日本人の生活を直撃している。従って、ロシア、ウクライナの停戦和平は日本の国益に適う。
ウクライナに寄付したり、まして武器支援やアメリカ帝国の武器備蓄を穴埋めするなど、戦争継続を推進する愚かこの上ない行為である。怒りを覚える。日本人はどこまで愚かになるのだろうか?